電気技術類

ひらめき 【電気コース】令和4年度(2022年度)卒業生の進路

 徳島科学技術高校 電気コース です笑うこの3月で卒業した電気コース3年生(計28名)の進路のについて報告します。

就職 
26名
大塚食品
大塚製薬
大塚製薬工場(2名)
サンスター徳島工場
三和電業
ジェイテクト徳島工場
J-POWER
ジェイファスト
四国電気保安協会
四国電力送配電
西日本高速道路メンテナンス関西
西日本高速道路エンジニアリング四国
日亜化学工業(4名)
パナソニック・エナジー徳島工場(2名)
三菱電機ビルソリューションズ
四電エンジニアリング
四電工(3名)
公務員(1名)徳島県(電気)
自営業(1名)
 
進学 2名
北見工業大学 工学部 地球環境工学科 エネルギー総合工学コース
山口大学 工学部 電気電子工学科
 
 3年生の地道な努力が実り,成果にあらわれました。
卒業生の就職先,進学先での活躍をお祈りしています!

ひらめき 【電気コース】修学旅行でワカサギ釣り

 徳島科学技術高校 電気コースです笑う去る2023年2月14日から17日まで,徳島科学技術高校の2年生は3泊4日の修学旅行(北海道)に出かけました飛行機修学旅行最終日はクラス別研修があり,電気コースのクラス(2年5組)はわかさぎ釣りを楽しみましたニヒヒ釣り場は新篠津(しんしのつ)湖です。


クラス別研修でワカサギ釣りを体験した2年5組

 ワカサギ釣りを体験することになった道の駅「しんしのつ」の建て物から100メートルほど歩いたところに釣り場があります。さすが,北海道!一面積雪です雪

 ↓このテントの中でワカサギ釣りをします。


 ↓テントの中はストーブがあり,暖かいです。一つのテントに6人ぐらい入れます。


 ↓釣り竿は40センチぐらいのリール付きです。まずはエサを針につけます。エサは白さしです。


 ↓針を湖底まで沈めて,釣れるのをひたすら待ちます。湖面を除くと5センチぐらいの小さなワカサギが泳いでいるのが見えます。


↓釣れました!


 ↓釣れました!


 ↓釣れました!

 ↓釣れました!




 ↓ワカサギ釣りを終えたあと,釣れたワカサギも含めてワカサギの天ぷらをみんなでいただきました。



 ワカサギの天ぷら

 私たちは今回,氷が張った湖面でワカサギを釣るという貴重な体験をしました。修学旅行で訪れた北海道での大切な思い出の一つになりましたキラキラお世話してくださった道の駅「しんしのつ」のスタッフのみなさん,ありがとうございました笑う

ひらめき 【電気コース】四電工 出前授業

 徳島科学技術高校 電気コースです笑う株式会社四電工の方々にお越しいただき,2年次から電気コースに進む1年生が電気工事の技能指導を受けました。

四電工 出前授業
実施日 2023年2月15日(水)
場所 徳島科学技術高校 電気工事実習室,電力実習室
参加生徒 電気技術類の1年生のうち2年次から電気コースに進む生徒

 株式会社四電工より,7名の方々がお越しくださいました。今回指導してくださったのは電気工事の大会である「技能五輪全国大会」や「屋内配線工事技能オリンピック」に出場された方々です。


今回御指導くださった株式会社四電工のみなさん

 まず,四電工の会社概要について,仕事内容や技能五輪について紹介していただきました。




 そのあとはいよいよ技能指導です。3班に分かれて,御指導いただきました。その様子を御覧ください↓↓↓

 ↑電気工事の作業について,見本を見せていただたきながら丁寧に教えていただきました。





 ↓生徒も,コンパネ(木製の板)に電気工事を施す作業に取り組みました。作業は一人ずつ順番に行いました。四電工の方々は一人一人に丁寧に教えてくださいました。

 スイッチボックスの取り付け

 ↓合成樹脂管(電線を収めるプラスチック製の菅)を直角に曲げる作業です。ガストーチランプの炎で合成樹脂管を加熱し,やわらかくして曲げます。



 ↑灰色の菅が合成樹脂管です。


 ↑きれいなカーブを描いて直角に曲げることができました興奮・ヤッター!


 ↑曲げた後は濡れた布で菅を冷やします。


 ↑金属管(電線を収める金属製の菅)を直角に曲げる作業です。


 ↑使うのはパイプベンダーという工具です。体重をかけると金属管を曲げることができます。


 ↑ケーブルをコンパネに取り付ける作業です。ステップル(コの字形の材料)を金づちで叩いてケーブルを取り付けていきます。



 ↓ねじを使って電動ドリルで器具類をコンパネに取り付けていきます。




 ↓PF菅(手で簡単に曲げられるタイプのプラスチック製電線管)を専用のカッターでカットしているところです。




 ↓ついに完成ですキラキラ電源を接続して実際にスイッチの切り換えによって電球が点灯するかどうか点検しました。無事,点灯したのを確認してほっとしました。


 電気工事は,電気工事士試験に挑戦するときにも練習しましたが,今回は今までに経験したことの無い作業についてたくさん教えていただき,体験することができました。
 株式会社四電工のみなさん,本当にありがとうございました!


ひらめき 【電気コース】2年生の実習紹介

 こんにちは!徳島科学技術高校 電気コースです笑う
 今回は電気コース2年生の実習の一つを紹介します。徳島科学技術高校では週に1~2回,実習授業があります。電気技術類(電気コースと情報通信コース)では,各学年において週に1度,3時間の実習を行っています。

 今回紹介する実習のテーマは「単相交流電力と力率の測定」です。
 日頃,私たちの自宅で使っている電気製品の多くで使われている電圧は交流の100V(ボルト)です。電球や蛍光灯も100Vの電圧をかけることで光っています。

 今回の実習では,電球や蛍光灯にかける電圧を0~100Vの間で変化させると,照明器具の光り方がどう変化するのか実験してみました。

実験に用いた電気製品
1 一般の白熱電球
2 蛍光灯
3 LED電球
4 ハロゲンランプ(白熱電球の一種です)
5 扇風機(照明ではありませんが,回転速度の変化を観測しました)


一般の白熱電球


電球形蛍光灯(左)とLED電球(右)


ハロゲンランプ


扇風機


照明器具にかける電圧を0~100V
に変えるのに用いた変圧器
(スライダックと呼んでいます)


実験の様子

実験の結果は???
 白熱電球とハロゲンランプは電圧と電球の明るさが比例するように電圧を上げると徐々に明るくなっていきました。しかし,蛍光灯とLED電球はある電圧までは全く光らず,ある電圧から点滅するように不安定な光り方をして定格電圧の100Vに近づくと安定して光りました。実験のあと,なぜ光り方にこのような違いが起こるのかを知るため,それぞれの照明器具の発光原理について再確認しました。
 また,扇風機の回転速度は電圧に比例するように電圧の上昇とともに徐々に回転速度が速くなりました。「電気機器」の授業でモーターの回転速度は電圧にほぼ比例すると学びましたが,この実験でも確かめることができました。

 日常生活では,家庭の電気製品に100V(定格電圧)以外の電圧をかけることがありません。今回の実験で定格電圧よりも小さな電圧をかけてみるとどうなるのかを実験によって確かめることができて良かったです興奮・ヤッター!

 

ひらめき 【電気コース】第一種電気工事士試験に29名が合格!

 徳島科学技術高校 電気コース(1年生は情報通信コースに進む生徒も含む)の生徒29名第一種電気工事士試験に合格しましたお祝い

 電気工事士の資格は第一種と第二種に分かれています。

第二種電気工事士
 住宅など小規模な建物内の電気工事ができる資格
第一種電気工事士
 ビルなど大規模な建物内の電気工事ができる資格
(第二種電気工事士の範囲の電気工事もできます)

 試験は筆記試験と技能試験(筆記試験合格者のみ受験できる)がありますが,いずれも第二種よりも第一種電気工事士試験のほうが難易度が高くなります。挑戦した生徒たちは7月に学習を始め,12月11日(日)に行われた技能試験まで,合格に向けてよく努力しました。
 本校生徒の合格率は筆記試験が89%,技能試験が83%でした。

 第一種電気工事士 技能試験 に向けて電気工事の練習をしている様子を御覧ください。

電気工事作品を組み立てている様子1


電気工事作品を組み立てている様子2


電気工事作品を組み立てている様子3


電気工事作品を組み立てている様子4

 電気工事作品が完成したら,作品に間違えているところがないか先生に確認してもらい,アドバイスなど指導していただきました。

完成した作品を先生に確認してもらっている様子