お知らせ

      

海洋科学コース                   海洋総合コース

      

ねらいと特色                    ねらいと特色
 海洋に関する専門的な知識や技術を習得すると      海洋資源,小型船舶,海洋関連産業などについて

ともに海洋を取り巻く様々な環境問題を学習し水産    学びます。

海洋系国公立・私立などの四年制大学への進学を      海洋環境調査や資源増殖に関する知識や技術を習得し,

めざします。                     海洋関連産業で活躍できる人材の育成をめざします。

 

主な専門科目                   主な専門科目 
 海洋環境,水産海洋科学,海洋情報技術 他       小型船舶,海洋環境,資源増殖,海洋生物 他 

  

主な資格・検定                  主な専門科目
 数学検定,英語検定,潜水士,             潜水士,小型船舶操縦士,海技士(航海・機関)

 第2級海上特殊無線技士 他               第2級海上特殊無線技士 他  

海洋系 活動の記録

キラキラ 水産食品加工施設見学(海洋科学コース2年)

水産食品加工施設見学

1 日  時  令和6年5月1日(水) 10:00~11:30

2 場  所  株式会社 澄海 志和岐加工場
        (徳島県海部郡美波町志和岐) 

3 参加生徒  海洋科学コース 2年生 10名

4 概  要

 徳島県美波町志和岐の遊休水産施設を改築し、水産加工場を開設、そこで、地域の漁業者が水揚げした魚を様々な形態に加工、味付け、冷凍を行っている、「株式会社 澄海」を訪問しました。
 代表取締役の谷口様から、水産加工場の施設や作っている製品について説明していただきました。また、訪問の少し前まで屋外の水槽で行われていた、サツキマスの陸上養殖についてもお話を聞くことができました。

 食品加工施設見学後は、潮が良く引いていたので、近くの磯の生物を観察しました。

☆谷口様をはじめ、株式会社澄海の皆様には、お忙しいところ、貴重な機会を与えていただき、ありがとうございました。

 

ニヒヒ ウーパールーパー飼育の引継ぎ会

ウーパールーパー飼育の引継ぎ会

1 日  時  令和6年5月7日(火)7:55~8:25

2 場  所  海洋環境実習室

3 参加生徒  海洋科学類 海洋科学コース 2年生 10名

        海洋科学類         1年生 10名

4 概  要

 海洋科学類では、1年生で履修する「海洋生物」の授業の一環として、生物の長期飼育実習を行っています。昨年度は、2022年11月にマリンリサーチクラブが繁殖に成功したウーパールーパーを2人もしくは3人1組で飼育しました。
 今年度は、その個体を1年生が引き継ぎ、飼育していくようになります。また、2年生はアドバイザーとして、1年生が困ったときに手助けをします。
 1年生のみなさん、来年の1年生に引き継ぐまで、しっかりと飼育をお願いします!!

写真① 2年生が班別で1年生に引継事項を伝達

写真② 餌やりや水替えの方法について口頭でレクチャー

写真③ 1年生が実際に水替えを体験

写真④ 先輩のようすを真剣に見ています

汗・焦る 養殖用飼料についての調査(海洋科学コース3年)

養殖用飼料についての調査

1 日  時  令和6年5月1日(水) 11:30~13:00

2 場  所  山仁産業有限会社(徳島県鳴門市北灘町) 

3 参加生徒  海洋科学コース 3年生 10名

4 概  要

 海洋科学コースの3年生では、今年度の課題研究のテーマとして養殖用飼料の研究を考えています。そこで、実際に養殖現場を訪問して、養殖用飼料の現状と課題、さらにどのようなニーズがあるのかを調査しました。
 インタビューでは、養殖用飼料のことだけでなく、SDGs、漁業者の高齢化など、さまざまなお話を聞くことができ、とても勉強になりました。「今の漁師はこんなこと(6次産業化)もせんとやっていけんのよ」という言葉がとても印象に残りました。

(1) 養殖用飼料についてのインタビュー
 

(2) 併設されている食品加工の現場も見学
 

 

※お忙しい中、長時間にわたり私たちのインタビューに対応していただいた、松下様をはじめ、山仁産業有限会社のみなさまに感謝申し上げます。

 

 

給食・食事 HACCP対応水産食品工場見学(海洋科学コース3年)

HACCP対応水産食品工場見学

1 日  時  令和6年5月1日(水) 09:50~10:30

2 場  所  津久司蒲鉾有限会社(徳島県小松島市) 

3 参加生徒  海洋科学コース 3年生 10名

4 概  要

 授業で学習したHACCP(ハサップ)に対応した水産食品工場の見学を実施しました。
 普段からよく食べている徳島のソウルフードである「フィッシュカツ」が原料からどのような工程を経て製品になるのかを見学することができました。また、事前に準備していた質問事項について、現場の方からお話を伺うことができ、とても勉強になりました。

〇 HACCP(ハサップ)とは
 食品等事業者自らが食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因(ハザード)を把握した上で、原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程の中で、それらの危害要因を除去又は低減させるために特に重要な工程を管理し、製品の安全性を確保しようとする衛生管理の手法です。

(1) マスク、衛生帽を着用し、エアシャワーを浴びて工場内へ
 

(2) 原材料の保管場所を見学
 

(3) すり身からフィッシュカツを製造する装置を見学
 

(4) 従業員の方にインタビュー
 

(5) 見学後に会社前で集合写真を撮影
 

(5) お土産にいただいたフィッシュカツ

  アツアツ揚げたてのフィッシュカツは最高でした!!
 

※お忙しい中、私たちの工場見学を受け入れていただきありがとうございました。
 また、とても丁寧に私たちの質問に答えていただきました、津久司蒲鉾有限会社のみなさまに感謝申し上げます。

 

 

 

キラキラ 沿岸航海〔和歌山県 友ヶ島〕実習(海洋コース2年)

沿岸航海〔和歌山県 友ヶ島〕実習

1 日  時  令和6年4月26日(金)

2 場  所  マリンピア沖洲 ~ 友ヶ島(和歌山県和歌山市)

3 参加生徒  海洋科学コース・海洋総合コース 2年生 30名

4 概  要

和歌山県の友ヶ島への沿岸航海実習を実施しました。
航海中は、操船実習や気象観測実習を実施し、友ヶ島では事前に立てた計画に沿って島内を散策しました。



〇途中で海上航行中の潜水艦に出会いました。

 

小雨 【イルカに遭遇】実習船「阿州丸」体験航海(海洋系1年)

実習船「阿州丸」体験航海

1 日  時  令和6年4月23日(火)

2 場  所  マリンピア沖洲 ~ 鳴門海峡

3 参加生徒  海洋科学類・海洋技術類 1年生 30名

4 概  要

 あいにくの小雨でしたが、実習船「阿州丸」でマリンピア沖洲から鳴門海峡までの体験航海を実施しました。
 鳴門海峡では、渦潮を観察しました。大潮の時期ということもあり、大きな渦を観察することができました。
 また、鳴門海峡大橋の北側ではイルカに遭遇しました。船酔いする人もほとんどなく、最高の体験航海となりました。

 

 

汗・焦る 実習船「阿州丸」見学(海洋系コース1年)

実習船「阿州丸」見学

1 日  時  令和6年4月16日(火)

2 場  所  マリンピア沖洲

3 参加生徒  海洋科学類・海洋技術類 1年生 30名

4 概  要

 海洋科学類・海洋技術類の初めての実習を実施しました。
 今回の実習では、整列・点呼の練習、操舵室の航海計器・船体各部の名称・機関室の機器等の説明を聞き、ワークシートにまとめました。
 次週は、お天気が良ければ鳴門海峡への体験航海を実施する予定です。

 

 

燃料消費量実験(海洋科学コース2年)

燃料消費量実験

1 日  時  令和6年4月12日(金) 12:30~14:30

2 場  所  徳島港沖

3 参加生徒  海洋科学コース 2年生(10名)

4 概  要

 実習船「阿州丸」の燃料消費量の実験を行いました。
 船長係、速力・主機回転数・燃料消費量の測定係、操船係、記録係をローテーションしながら、全員で協力して実験を行いました。
 次週の実習で実験結果をまとめて考察します。

 

キラキラ 阿州丸上架整備

阿州丸上架整備

1 日  時  令和6年3月25日(月)~28日(木)

2 概  要

阿州丸の上架整備を実施しました。

(1) 上架した阿州丸



(2) 船首から見た船底の様子


(3) 船尾の様子




(4) 舵上面の保護亜鉛の様子



(5) 船底清掃、塗装完了後の様子


(6) スラスター


(7) 新替えした保護亜鉛



(8) 取り外した保護亜鉛
 上の写真の保護亜鉛が電蝕により半年でこのようになります。



(9) プロペラシャフトの保護亜鉛


(10) きれいになった舵とプロペラ

 

会議・研修 令和6年度日本水産学会春季大会に参加!

令和6年度日本水産学会春季大会に参加!

1 日  時  令和6年3月28日(木)~29日(金)

2 場  所  東京海洋大学

3 参加生徒  海洋科学コース 新3年生 2名

4 概 要

 上記の日程で、令和6年度日本水産学会春季大会に参加してきました。

 1日目は、大学生、大学教授、企業研究者、水産試験場職員などの研究成果発表を聴きました。高校生にとって難しい内容もありましたが、授業や実習で習ったこととリンクさせながら聴くことで大部分を理解することができました。また、大学や企業の研究者による発表を拝聴することで、「わかりやすい発表」がどのようなものかを学ぶことができました。

 2日目は、高校生ポスター発表にてこれまで研究してきた「アオリイカ産卵礁の開発」についてポスター発表を行いました。高校生だけでなく、研究者の方にも発表を聴いていただき、たくさんの有益なフィードバックをいただきました。いただいたフィードバックを活かしながらこれからの課題研究も発展させていきたいと思います。