エシカルクラブ 2年目の取り組み
昨年に引き続き、『「もったいない」「おたがいさま」から学ぶ~私たちが地球の ためにできること~』のテーマの
もとに活動に取り組みました。
1.地元スーパーマーケットへのインタビュー
キョーエイとイオン徳島の2社にエシカルな視点での取組について、インタビューを行いました。各社、長期的な
視点も含めた様々な取組をされていることがよくわかりました。
2.プラスチックゴミについて考える
①徳島湾沖、小松島湾沖、吉野川河口の水質調査を行い、プラスチックゴミについて考えました。
②レジ袋の代わりに風呂敷の活用を呼びかけました。
③廃棄するビニール袋からネットバックを作りました。
④昨年に引き続き、ペットボトルのキャップを回収し、日本赤十字社徳島県支部に寄付をしました。
バヌアツやネパールの医療環境整備に役立てられるそうです。
3.ドイツ交流生との情報交換
11月13日、ドイツ・ブリンクシュトラーセ専門学校の交流生とエシカル消費についての意見交換会を行いました。
徳島の地産地消や食品ロスの取組、「もったいない」の精神や伝統工芸品の紹介の後、先進的なドイツの状況を教
えてもらいました。ボトルデポジット制度など、リサイクルのための仕組みが充実している様子などがわかりました。
4.環境に優しい取組
①アクリルたわしの製作・配布
②制服業者から不要布 とボタンをいただき ティッシュボックス カバーを製作
5.伝統工芸品の見直し・作品作り
①藍染布のハーバリウム ②しじら織りでティッシュカバー ③遊山箱
6.食品ロスをなくす取組
12月13日、おからマイスター片寄靖子先生を講師にお招 きし、おから講習会を行いました。おからのカップケーキ、
おからサラダを作り、食品ロスを考えるとともに、環境や体 に優しい食べ物についても教えていただきました。
7.エシカルファッションについて
徳島県出身のエシカルファッションプランナー及びモデル の鎌田安里紗氏をお迎えし、「エシカルファッションから
考えるこれからの消費~服と自然と社会のつながり~」を テーマに、講演会を行いました。コットンを自分達で育てて
服にする活動や、国内外の生産現場に足を運び、情報を発信するなど、自分の意思を強く持ち、幅広く活躍する行動力
に刺激を受けました。また、私たちがほんの少しの視点を変えるだけで長続きするエシカル消費になるというアドバイ
スもいただきました。
講演会の後、1年生20名が鎌田安里紗氏との座談会に参加しました。天然繊維に限らず、環境に負荷を加えない化
学繊維を使うファッションに移行しつつあること、企業も生産現場の情報公開につとめるなど、ファッション業界も進
化しているお話があり、さらに知識を深めることができました。