【第1年次(令和元年度)】
・ 研究開発実施報告書(第1年次)
・ 「SCITEC-HI(サイテックハイ)ノート」と本校独自の「理工学コンピテンスを用いたルーブリック評価」
【第2年次 (令和2年度) 】
・ 研究開発実施報告書(第2年次)
・ SCITEC-HIノートの教材1(科学英語教材)
・ SCITEC-HIノートの教材2
・ SCITEC-HIノートの使用方法(基礎)動画
・ SCITEC-HIノートの使用方法(具体編)動画
【第3年次 (令和3年度) 】
・研究開発実績報告書(第3年次)
・「Marine Science English(MSE)」の教材
・ SCITEC-HIノートの教材3(科学英語教材)
【第4年次 (令和4年度) 】
・研究開発実績報告書(第4年次)
・SCITEC-HIノートの教材4
【第5年次 (令和5年度) 】
・研究開発実績報告書(第5年次)
SSH活動内容
活躍するSSH卒業生
電気技術類情報通信コース出身の森下駿之介さん(鳴門教育大学4年生)が、小学生向けのサイバーセキュリティーが学べるアプリを開発し、大松小学校への出前授業を行いました。
高校時代は、情報工学関する課題研究に取り組んでいました。高校での探究活動が大学でも生かされています。今後の活躍を期待しています。
令和7年2月7日(金) 徳島新聞
令和7年2月13日(木) 徳島新聞
※プライバシー保護のため一部を加工しています。
第2回運営指導委員会
第2回運営指導委員会が開催されました。今回の委員会では、本校のSSHの取組について、運営指導委員(学校教育に専門的知識を有する者、学識経験者、関係機関の職員等)の方々から指導・助言をいただきました。
日時:令和7年2月11日(火) 15:10~17:00
場所:本校 多目的ホール
参加者:運営指導委員、徳島県教育委員会、本校教職員
内容:
①本年度の取組概要及び課題について
②質疑応答
③指導助言
・研究は、何を明らかにするか意識して取り組む必要がある。
・プレゼン研修の成果が確実に現れている。スライドが分かりやすかった。
・原稿を正確に読むことに集中せず、聞き手の反応を見ながら発表する必要がある。
・生徒評価が高く、教員評価が低い項目は、しっかりと指導に生かす必要がある。
・校内コース間や他校との交流をすることは、良いことである。
・植物等の育てる研究は実験に時間がかかるので、綿密な計画が必要である。
・実験は、いつもうまくいくとは限らないことを理解することが大切である。
・大学に入ることが目標でなく、何を学ぶのか、専門高校の強み、普通科との違いが何かを知ることが大切である。
SSH研究発表会
SSH指定Ⅲ期目1年目のSSH研究発発表会を行いました。ポスター発表は、徳島県内外の工業高校もポスター発表部門に参加していただきました。口頭発表6テーマ、ポスター発表61テーマを行いました。口頭発表は、多目的ホールから配信し生徒は教室で電子黒板を見ながら参加しました。ポスター発表は体育館で行いました。
初めて、全校生徒が集まってポスター発表を行いました。生徒達は、他コース、他校の発表を興味深く聴いて、質問していました。
日時:令和7年2月11日(火) 9:00~15:20
場所:多目的ホール(口頭発表)、体育館(ポスター発表)
参加高校:阿南光高校(1テーマ)、つるぎ高校(1テーマ)、京都工学院高校(2テーマ)
SSH先進研究機関訪問研修(海洋系コース)
SSH先進研究機関訪問研修(海洋系コース)
1 期日 令和6年12月24日(火)~28日(土)
2 訪問先
東京大学 大気海洋研究所(千葉県柏市)
株式会社アルガルバイオ(千葉県柏市)
水産研究・教育機構 水産資源研究所(神奈川県横浜市)
東京海洋大学 品川キャンパス(東京都港区)
日本科学未来館(東京都江東区)
3 参加生徒 海洋科学類・海洋技術類1・2年生希望者 5名
4 概要
12月24日(火)
09:30 学校 発
10:00 マリンピア沖洲 フェリー乗り場 着
11:20 マリンピア沖洲 フェリー乗り場 発(オーシャン東九フェリー)
13:00~14:00 ブリッジ見学
○ブリッジを見学し、航海士の方から船の仕事や航海計器の役割について説明を受けました。
14:00~15:00 事前学習発表会
○事前に参加生徒が、分担して各訪問先について調査してきた内容をまとめた資料にそって調査内容を発表し、訪問先の情報を共有しました。 22:00 消灯(船内泊)
12月25日(水)
05:30 有明フェリー埠頭 着
09:00~10:30 国立科学博物館 見学(東京都台東区)
○館内展示を見学
12:00 東京大学 柏キャンパス 着
○学食にて昼食
13:30~15:45 東京大学 大気海洋研究所(千葉県柏市)
○大気海洋研究所の概要について説明を受けました。
○大気海洋研究所内のさまざまな生物飼育実験装置や施設を見学するとともに、そこで行われている研究についての説明を受けました。
○調査船で使用している海洋観測機器を保管している倉庫を見学するとともに、実際にどのように海洋観測が行われているのかについて説明を受けました。
○伊藤進一教授より「黒潮の環境DNAから青魚の分布特性を探る」についての講義を受けました。
17:00 宿舎 着
22:00 消灯
12月26日(木)
07:00 起床
08:15 宿舎 発
09:00~10:45 株式会社アルガルバイオ(千葉県柏市)
○蘆野龍一さんより「藻類の概要について」の講義を受けました。
○藻類の実験室を見学しました。
14:30~17:10 水産研究・教育機構 水産資源研究所(神奈川県横浜市)
○水産研究・教育機構の概要について説明を受けました。
○水産資源研究所が行っている海洋観測と蓄積された海洋観測データの活用についての説明を聞きました。
○貝毒の概要について説明を受け、貝毒の濃度を測定する実験装置を見学しました。
○水産に関する古文書について、さまざまな資料を閲覧し、説明を受けました。
○水産資源研究所におけるSDGsとの関わりについて説明を受けました。
18:15 宿舎 着
22:00 消灯
12月27日(金)
07:00 起床
08:40 宿舎 発
09:40~13:30 東京海洋大学 品川キャンパス(東京都港区)
○塩出大輔教授より「漁業における混獲と投棄を防いで、持続可能な漁業につなげる研究について」の講義を受けました。
○大型海流水槽実験装置を見学するとともに、トロール網の曳航スピードによる形状の変化について、実演していただきました。
○マリンサイエンスミュージアムを見学しました。
○学食にて昼食
14:30~16:30 日本科学未来館
○館内の展示を見学しました。
22:10 東京駅 発(高速バス・車中泊)
12月28日(土)
07:45 神戸三ノ宮駅 着
08:55 神戸三ノ宮駅 発(高速バス)
11:00 徳島駅 着・解散
SSH方眼ノート生徒講演会
本校は、SSH指定のⅡ期目から考えが自然とまとまる「魔法のノート」を開発しています。方眼ノートを活用した勉強や探求活動に役立つ学校独自の魔法のノートである「SCITEC-HIノート」を開発し、1年生から使っています。
今回は、方眼ノートシニアトレーナーの青木文子さんをお招きし、「進路実現に向けて充実した冬休みを過ごすために」と題して講座を開催しました。方眼ノートを使って、①脳が認識しやすく達成しやすいタスクリスト、②重要度と緊急度のマトリックス、③やりたいこと・やらなければいけないことをどう実現するかモチベーションとなる理由の掘り起こしと具体的な行動計画を書き出しました。
日時:令和6年12月18日(水)13:30~15:40
場所:多目的ホール
対象:SSH委員1年生及びSSH探究クラブ 20名
※著作権保護のため、画像加工しています。
参加した生徒からは「家では計画を立てることがないのでとてもいい機会になりました。具体的に計画を立てるのでやることが明確にわかりやる気が出ました。」「冬休みにやることを実際に書き出すと、思っていたより多くて、計画を立てやすくなりました。今回教えていただいた3つの書き方をこれからも使っていきたいです。」といった感想がありました。
ADTを開催しました
研究テーマ決定に関するグループ討論会【ADT(Active Discussion For Theme)】を開催しました。課題研究のテーマ決定方法や研究内容等に関して、各コースの2年生と3年生が話し合う討論会です。
日時:令和6年12月16日(月) 14時00分から16時00分まで
場所:本校2階多目的ホール
参加生徒:生徒SSH委員会 2・3年生 53名
講師:とくしまワークショップらぼ 理事 吉野 哲一さん
内容:
3年生から「どんな課題研究をしているか」や「課題研究のテーマを決めたきっかけ」「課題研究をしていて大変だったこと」などをグループで話し合いをしました。次に、2年生が「テーマを決めるための秘訣」や「テーマが思いつかない場合はどうすればいいか」「研究を始める前にどんな準備が必要か」などの質問をし、話し合いを行いました。
京都工学院高校「理工展」に参加
同じ工業高校のでSSH指定校の京都市立京都工学院高校*主催の「理工展」に参加しました。本校からはSSH探究クラブが、学習成果発表会の部門に参加し、京都工学院高校、SSH指定校の浜松工業高校の生徒と交流しました。
日 時 令和6年12月18日(水) 10:40~14:35
場 所 京都市立京都工学院高校(京都市伏見区)
参加者 SSH探究クラブ2年生8人
*京都工学院高校は、平成28年度に旧伏見工業高校と旧洛陽工業高校が統合した高校です。
SSH台湾海外研修(海洋系コース)
SSH台湾海外研修
1 期 日 令和6年11月24日(水)~27日(水)
2 場 所 國立蘇澳高級海事水產職業學校(台湾)
3 参加生徒 海洋科学類・海洋技術類代表生徒(6名)
4 概 要
11月24日(日)
〇徳島から台湾の台北へ移動しました。
11月25日(月)
〇「大鯖魚夢工廠」を訪問し、3種類のサバの生態、成分分析、加工方法についての講義を受けました。
〇蘇澳の漁港の様子
〇國立蘇澳高級海事水產職業學校で研究発表及び質疑応答を行いました。
〇出発前の英語での発表練習の成果を発揮して、スムーズに発表できました。
〇蘇澳海事のみなさんも興味を持って聞いてくれました。
〇蘇澳海事の代表生徒の発表は、流暢な英語で素晴らしかったです。
〇蘇澳海事の代表生徒の発表に対して、本校生徒からも活発に質問が出ていました。
〇蘇澳海事の先生から「What is Aquaculture?」と題して講義をしていただきました。
〇講義の中の課題「このスライドの様子を言葉で表現してみよう」
〇「両国の漁業の課題と解決策」について、付箋に意見を書き出して、話し合いました。
11月26日(火)
〇蘇澳海事の水産食品科で化学実験を体験させていただきました。
〇飼育生物について、蘇澳海事の担当生徒から説明を聞きました。
〇顕微鏡を用いてプランクトンの観察を行いました。
〇台湾と日本のプランクトンの違いについて、準備していった資料をもとに話し合いました。
〇南方澳討海文化館を訪問し、蘇澳の漁具、漁法、漁業の歴史についての講義を受けました。
〇珊瑚博物館にて、館長さんから珊瑚の生態について講義をしていただきました。
〇珊瑚の保護や地球温暖化の影響について質問しました。
11月27日(水)
〇台北から徳島へ移動しました。
※ 蘇澳海事の先生方をはじめ、台湾でお世話になったすべての方に感謝いたします。
高大連携・実験講座
徳島大学から南川教授、安澤教授、倉科助教及び大学院生・学部生11名をお招きし,総合科学類1年生を対象に化学実験の講義を実施していただきました。
◆実施日
令和6年9月11日(水)
◆対象生徒
総合科学類 1学年 60名
◆実習内容
①高分子凝集剤を用いた水質浄化
②振動反応・機能性表面形成
③プラスチックの性質
◎座談会
実験の講義のあとは、班ごとに分かれて大学院生や学部生の方と座談会を行いました。高校時代の勉強方法や現在の研究等学業のことだけでなく、学生生活について質問するなど有意義な時間を過ごすことができました。
卒業生メンタリング
今年度、SSH事業は第Ⅲ期目に入り、新しい取組として卒業生メンタリング(※)を実施します。
第1回は、大学1、2年生の卒業生が58名が集まり、進学を希望する在校生と課題研究のアドバイス、大学での学び、高校時代に取り組んでいた内容について対話を行いました。
1 日時 令和6年8月16日(金) 午前9時から正午まで
2 場所 多目的ホール、大会議室、図書室
3 対象 進学を希望している1~3年生
※メンタリングとは、人材育成手法のひとつです。メンターと呼ばれる先輩とメンティという後輩が対話を行い、メンティのキャリア等に関する課題や悩みを解決しながら成長を支援します。メンターは先生ではなく、基本的にメンティと年齢や立場の近い先輩が選ばれます。
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