・経緯

　開校１０周年を迎えるにあたり，本校生から，通称「徳島科技高」にかわる新たな呼称と，スクールフォントを考えようという意見があがりました。

　新たな呼称は，学校の名前をモノグラムとして取り入れ，実習服や部活動のユニフォームのエンブレムを意識して制作しました。また新しい書体は，コンセプトに基づいた，時代に左右されない普遍性のある文字を造形しました。生徒たちに，スクールフォント・ロゴタイプの付いたユニフォームを纏って躍動してほしいという想いを込めています。

・コンセプト

デザイン要素として必要な「進化し続ける力強さ」を，太さのある斜体の英字で表現しました。文字には高さをもたせ，伸びやかなフォルムを構成しています。「 Science( 科学）」「 Technology( 技術）」という個々の単語を意識させるのではなく，新たに「 SCITEC 」とし，ひとつの名称としてアピールするため，全て大文字で構成しました。また「 HI 」は High School （高校）と， Higher ( より高みへ）の略です。さらに，校章中央部の「Ｓ」を回転させ，インフィニティマーク（ ∞ ）として「無限大に発展する」という意味を持たせました。校章に込められている「明日に向かう躍動感」が，「世界に向かう無限の可能性」へ発展して欲しいという希望が込められています。

　造語のロゴタイプと校章の一部を複合したロゴタイプで，開校以来１０年間の活動の上に，今後の更なる発展を目指した徳島科学技術高等学校の「商標」です。