2024年3月の記事一覧
【電気コース】四電工による出前授業
徳島科学技術高校 電気技術類 電気コースです
去る2024年2月14日(水)、株式会社四電工の方々にお越しいただき、4月から電気コースに進む予定の1年生27名が、屋内配線工事(建て物内の電気工事)の出前授業を受けました。
主な内容は次のとおりです。
1 講義 35分
四電工の会社概要説明、技能五輪全国大会について(紹介)
2 技術指導 約2時間
屋内配線工事の実習
技術指導では3つの班に分かれて、たて1800mm、よこ1800mmの作業板に、私たちの自宅にも施されているような電気工事を施す実習を行いました。技術指導の様子をごらんください。
↑合成樹脂管をガストーチランプを使って曲げる作業1
※合成樹脂管は電線を通すためのプラスチック製の管です。
↑合成樹脂管をガストーチランプを使って曲げる作業2
ガストーチランプの炎で合成樹脂管をあぶり、曲げる箇所をやわらかくします。
↑合成樹脂管をガストーチランプを使って曲げる作業3
熱でやわらかくなった管を90度に曲げます。
↑合成樹脂管を曲げる前(左)と後(右)
↑金属管を曲げる作業1
※金属管は電線を通すための金属製の管です。
パイプベンダーという工具を使うと曲げることができます。きれいに曲げるにはコツをつかむ必要があります。
↑金属管を曲げる作業2
↑ケーブル工事(ケーブルを壁に取り付ける作業)
ステップル(ケーブルを取り付けるための材料)を金づちで打ち込んでケーブルを壁に取り付けます。
↑合成樹脂管を壁に取り付ける作業
電動ドリルを使って、サドル(合成樹脂管を取り付けるための材料)をネジで留めます。
↑電線同士を接続する作業
↑完成した作品の動作確認
スイッチを押すと電球が光ることと、取り付けたコンセントに電気が届いていることが確認できました。
↑今回ご指導くださった株式会社四電工のみなさん
今回は日頃の授業では経験できない内容を体験することができました。四電工の方々は、作業の方法やコツを生徒1人1人に対して丁寧に教えてくださいました。四電工のみなさん、本当にありがとうございました!