電気技術類
【電気コース】1年生の実習紹介
こんにちは!徳島科学技術高校 電気技術類 電気コース です。
電気技術類の1年生は去る2023年5月28日(日)に第二種電気工事士 学科試験 を受験し、現在は技能試験【7月23日(日)】に向けて対策に励んでいます。
本校の電気技術類では2年生から「電気コース」と「情報通信コース」に分かれて学習します。コースの選択を念頭に、1学期後半の工業技術基礎の授業ではそれぞれのコースに深く関わる実習を受けています。
現在電気技術類の1年生が受けている実習の一つ「オームの法則」の実習を紹介します。この実習では、ダイヤル抵抗器(抵抗値を変化させることができる抵抗器です)に電圧をかけて電流を流したとき、電圧の値を増加させていくと、電圧に比例して電流の値が増加していくことを実験によって確かめました。
この実習で次のことを学ぶことができました。
● オームの法則が成り立つことを実験によって確認
● 電気回路の組立(回路図どおりに結線する方法)
● 測定機器(電圧計・電流計)の使い方
知っているつもりでも実習を通して初めて学んだことがたくさんありました。「電気」を専門に学ぶ者として、一歩成長できた実習でした
実習は「SCITEC-HI(サイテックハイ) 」のロゴが入った作業服を着て行います。技術者になった気分です
電圧を上げていく係、電流値を電流計で読み取る係、電流値の記録係に分かれて実験していきます。
グループで行う実験はチームワークが大切です。
写真の手前のうすい青色の機器がダイヤル抵抗器です。黒いダイヤルを回すと抵抗値を調節することができます。今回は抵抗値を100オームに設定したときと200オームに設定したときの2種類について実験しました。
電気技術類の1年生は今、電気工事の技能を養いつつ、「電気」の基礎的な知識と技能を少しずつ身につけています