電気技術類

ひらめき 【電気コース】四電工による出前授業

 徳島科学技術高校 電気技術類 電気コースですにっこり
 去る2024年2月14日(水)、株式会社四電工の方々にお越しいただき、4月から電気コースに進む予定の1年生27名が、屋内配線工事(建て物内の電気工事)の出前授業を受けました。

 主な内容は次のとおりです。

 1 講義 35分
  四電工の会社概要説明、技能五輪全国大会について(紹介)

 2 技術指導 約2時間
  屋内配線工事の実習

 技術指導では3つの班に分かれて、たて1800mm、よこ1800mmの作業板に、私たちの自宅にも施されているような電気工事を施す実習を行いました。技術指導の様子をごらんください。

↑合成樹脂管をガストーチランプを使って曲げる作業1
※合成樹脂管は電線を通すためのプラスチック製の管です。


↑合成樹脂管をガストーチランプを使って曲げる作業2
 ガストーチランプの炎で合成樹脂管をあぶり、曲げる箇所をやわらかくします。


↑合成樹脂管をガストーチランプを使って曲げる作業3
 熱でやわらかくなった管を90度に曲げます。


↑合成樹脂管を曲げる前(左)と後(右)


↑金属管を曲げる作業1
※金属管は電線を通すための金属製の管です。
 パイプベンダーという工具を使うと曲げることができます。きれいに曲げるにはコツをつかむ必要があります。


↑金属管を曲げる作業2


↑ケーブル工事(ケーブルを壁に取り付ける作業)
 ステップル(ケーブルを取り付けるための材料)を金づちで打ち込んでケーブルを壁に取り付けます。


↑合成樹脂管を壁に取り付ける作業
 電動ドリルを使って、サドル(合成樹脂管を取り付けるための材料)をネジで留めます。
 


↑電線同士を接続する作業


↑完成した作品の動作確認
 スイッチを押すと電球が光ることと、取り付けたコンセントに電気が届いていることが確認できました。


↑今回ご指導くださった株式会社四電工のみなさん

 今回は日頃の授業では経験できない内容を体験することができました。四電工の方々は、作業の方法やコツを生徒1人1人に対して丁寧に教えてくださいました。四電工のみなさん、本当にありがとうございました!笑う

  

情報通信コース ICT研究部

キラキラ情報通信コースではC言語をはじめ、Python、SQL、PHP など数多くの言語や、シーケンス、半導体の静特性、はんだ付け など多くの実習を行っています。
 

キラキラまた情報通信コースでは、ICT研究部の活動を通して、さらに発展的な取り組みを行っています。
 ① マイコンカーラリー(高校生ロボット大会では最大規模。 お祝い全国大会で優勝実績あり)
 ② ものづくりコンテスト電子回路組み立て部門
 ③ 競歩運営支援システム(全国規模の大会での運用を行っています)

 

 ICT研究部での活動情報に関する資格試験などを通して、プログラミングのスキルが向上しますその結果、国立大学進学者や大手企業内定者を多数輩出しています。

 さらに、情報通信コースでは合格国立大学の合格率が高い花丸特徴があります。

 

花丸夢や目標に向けて努力できる中学生の入学を待っています

 

ひらめき 【電気コース】1年生の実習紹介

 こんにちは!徳島科学技術高校 電気コース です。
 本校の電気コースでは週に1度、実習(3時間)があります。電気に関する様々な実習を受けることによって、実際の機器類を使いながら電気の基礎を学習することができます。

 今回は電気技術類の1年生で2年次より電気コースに進む予定の生徒が受けた「ホイートストンブリッジによる抵抗測定」の実習を紹介します。

 ホイートストンブリッジは電気抵抗の大きさ[単位:Ω(オーム)]の精密な値を測定ができる機器です。

ホイートストンブリッジ

 ホイートストンブリッジを使うことによって電気抵抗の細かい値まで測定することができました笑う

ホイートストンブリッジで抵抗を測定している様子1


ホイートストンブリッジで抵抗を測定している様子2

 ホイートストンブリッジについては、電気技術類の1年生は科目「電気回路」で学習しますが、高校理科の物理を選択している人も学習する単元です。ホイートストンブリッジの原理に関する計算問題が就職試験・大学入試・資格試験(電気工事士等)等様々な試験で出題されるので、しっかり学んでおきたいと思います。

ひらめき 【電気コース】文化祭でチュロスを調理・販売!

 こんにちは!徳島科学技術高校 電気コースです。
 徳島科学技術高校では去る2023年10月7日(土)、文化祭が開催されました。公開で開催されたのは4年ぶりです。

きしろのチュロス屋さん

 電気コースでは3年生が電気コースでは伝統となったチュロスの調理・販売を行いました笑うチュロスにはなじみがない人もいると思いますが、カリッとした食感の甘いお菓子です。
 おかげさまで、予定の1,000本は完売しましたキラキラ


今回販売したチュロス

 調理の様子も、少しですがごらんください笑う

チュロスを20センチにカットにっこり


オーブンで焼きますにっこり


砂糖、抹茶、きな粉などをまぶしてできあがり興奮・ヤッター!


おかげさまでお店は大盛況!


お店の中のイートインスペース

 御来店くださったみなさん、ありがとうございました!

ひらめき 【電気コース】10/7(土)伝統のチュロスを販売します!

 こんにちは!徳島科学技術高校 電気コース です笑う
 令和5年(2023年)10月7日(土)に本校の文化祭【限定公開】が開催されますキラキラ

 3年ぶりに電気コース伝統のチュロスを販売します!!!

 校舎3階の教室で販売します笑うチョコ味ミルク味抹茶味きなこ味の販売を予定しています。甘く、カリッとした食感をお楽しみくださいハート当日は午前9時30分オープンです!

 重要限定公開のため、入場制限があります。パンフレットで確認し、お越しください。


チュロスの調理(令和2年度文化祭より)


チュロスの販売(令和2年度文化祭より)
 
 

ひらめき 【電気コース】1年生の実習紹介

 こんにちは!徳島科学技術高校 電気技術類 電気コース です。
 電気技術類の1年生は去る2023年5月28日(日)に第二種電気工事士 学科試験 を受験し、現在は技能試験【7月23日(日)】に向けて対策に励んでいます。
 本校の電気技術類では2年生から「電気コース」と「情報通信コース」に分かれて学習します。コースの選択を念頭に、1学期後半の工業技術基礎の授業ではそれぞれのコースに深く関わる実習を受けています。

 現在電気技術類の1年生が受けている実習の一つ「オームの法則」の実習を紹介します。この実習では、ダイヤル抵抗器(抵抗値を変化させることができる抵抗器です)に電圧をかけて電流を流したとき、電圧の値を増加させていくと、電圧に比例して電流の値が増加していくことを実験によって確かめました。

 この実習で次のことを学ぶことができました。

● オームの法則が成り立つことを実験によって確認

● 電気回路の組立(回路図どおりに結線する方法)

● 測定機器(電圧計・電流計)の使い方
  
 知っているつもりでも実習を通して初めて学んだことがたくさんありました。「電気」を専門に学ぶ者として、一歩成長できた実習でした興奮・ヤッター!

 実習は「SCITEC-HI(サイテックハイ) 」のロゴが入った作業服を着て行います。技術者になった気分です興奮・ヤッター!


 電圧を上げていく係、電流値を電流計で読み取る係、電流値の記録係に分かれて実験していきます。


 グループで行う実験はチームワークが大切です。


 写真の手前のうすい青色の機器がダイヤル抵抗器です。黒いダイヤルを回すと抵抗値を調節することができます。今回は抵抗値を100オームに設定したときと200オームに設定したときの2種類について実験しました。

 電気技術類の1年生は今、電気工事の技能を養いつつ、「電気」の基礎的な知識と技能を少しずつ身につけています笑う

 

ひらめき 【電気コース】高校生ものづくりコンテスト 徳島県大会優勝!

 徳島科学技術高校 電気技術類 電気コース です!去る2023年5月13日(土)、3年生の 芝原光皇 君が第23回高校生ものづくりコンテスト徳島県大会電気工事部門に出場しました。
 このコンテストの概要は次のとおりです。

コンテストの概要
開  催  日 2023年5月13日(土)
会  場 徳島県立阿南光高等学校
競技内容 
 たて1800mm × よこ1800mmの 作業板(コンパネ)に競技課題の図面どおりの電気工事を施す。電線同士の接続や電気工事の寸法等の正確さや完成した作品の美しさを競う競技である。
競技時間 120分

 競技中、小さなアクシデントはありましたが作業に工夫を凝らすことで乗り切り、無事作品を完成させました。結果は優勝!!!
 芝原君は6月10日(土)に愛媛県立松山工業高等学校で開催される四国大会に出場します。



 

工場見学(キャリア教育)

 令和5年5月15日(月)、電気コース3年生が工場見学に行ってきました。

 新型コロナウイルス感染症により中止していましたが、四国化工機(株)・パナソニックエナジー(株)両社の協力もあり無事実施することができました。ありがとうございました。

 生徒は、実際の作業現場を肌で感じるとともに、働くことの意義や社会貢献についてあらためて理解が深まりました。これからの学校生活や進路選択に役立ててもらいたいと思います。

ひらめき 【電気コース】ものコン練習会

 こんにちは!徳島科学技術高校 電気技術類 電気コース では、3年生の 芝原 光皇 君 が間近に迫っている第23回高校生ものづくりコンテスト徳島県大会 電気工事部門(以下、ものコン)に向けて練習に励んでします。このコンテストは、いわば電気工事の完成度を競う大会です。

 去る2023年4月25日(火)の午後、徳島県内のつるぎ高校、阿南光高校、徳島科学技術高校の3校のものコン選手が集い、ものコン練習会を行いました。練習会では株式会社四電工の方々にお越しいただき、ご指導いただきました。
 本校からは芝原君と2年生の 松本 雄登 君が参加しました。

今回ご指導くださった株式会社四電工の方々


ものコンの本年度の課題のポイント解説

 本校
の電気コースを2020年度に卒業された 関本 颯人 さん も指導者の1人としてお越しくださり、電気工事の作業のコツや注意するポイントなどを丁寧に教えてくださいました。関本さんは現在、技能五輪の選手として活躍されています笑う


関本さんの指導を受ける本校生徒(1)


関本さんの指導を受ける本校生徒(2)


関本さんの指導を受ける本校生徒(3)

 四電工のみなさんには、生徒1人1人に合わせて丁寧なご指導をいただき、実りある練習会になりました。今回教えていただいた技能を習得し、大会で力を発揮できるように練習に一層励んでまいりたいと思います。
 株式会社四電工のみなさん本当にありがとうございました!

ひらめき 【電気技術類】1年生が第二種電気工事士試験に挑戦します

 徳島科学技術高校 電気技術類 です。
 4月に入学した電気技術類の1年生が第二種電気工事士試験(学科試験:5月28日、技能試験:7月23日)に挑戦するための学習に取り組んでいます。第二種電気工事士は、住宅など600ボルト以下で受電する建物内の電気工事ができる国家資格です。
 実際の電気工事材料(コンセント、スイッチ、電球など)や電線の接続などについて、電気工事の模型を使って学びました。↓




 まずは、学科試験合格に向けて頑張ります!

ひらめき 【電気コース】令和4年度(2022年度)卒業生の進路

 徳島科学技術高校 電気コース です笑うこの3月で卒業した電気コース3年生(計28名)の進路のについて報告します。

就職 
26名
大塚食品
大塚製薬
大塚製薬工場(2名)
サンスター徳島工場
三和電業
ジェイテクト徳島工場
J-POWER
ジェイファスト
四国電気保安協会
四国電力送配電
西日本高速道路メンテナンス関西
西日本高速道路エンジニアリング四国
日亜化学工業(4名)
パナソニック・エナジー徳島工場(2名)
三菱電機ビルソリューションズ
四電エンジニアリング
四電工(3名)
公務員(1名)徳島県(電気)
自営業(1名)
 
進学 2名
北見工業大学 工学部 地球環境工学科 エネルギー総合工学コース
山口大学 工学部 電気電子工学科
 
 3年生の地道な努力が実り,成果にあらわれました。
卒業生の就職先,進学先での活躍をお祈りしています!

ひらめき 【電気コース】修学旅行でワカサギ釣り

 徳島科学技術高校 電気コースです笑う去る2023年2月14日から17日まで,徳島科学技術高校の2年生は3泊4日の修学旅行(北海道)に出かけました飛行機修学旅行最終日はクラス別研修があり,電気コースのクラス(2年5組)はわかさぎ釣りを楽しみましたニヒヒ釣り場は新篠津(しんしのつ)湖です。


クラス別研修でワカサギ釣りを体験した2年5組

 ワカサギ釣りを体験することになった道の駅「しんしのつ」の建て物から100メートルほど歩いたところに釣り場があります。さすが,北海道!一面積雪です雪

 ↓このテントの中でワカサギ釣りをします。


 ↓テントの中はストーブがあり,暖かいです。一つのテントに6人ぐらい入れます。


 ↓釣り竿は40センチぐらいのリール付きです。まずはエサを針につけます。エサは白さしです。


 ↓針を湖底まで沈めて,釣れるのをひたすら待ちます。湖面を除くと5センチぐらいの小さなワカサギが泳いでいるのが見えます。


↓釣れました!


 ↓釣れました!


 ↓釣れました!

 ↓釣れました!




 ↓ワカサギ釣りを終えたあと,釣れたワカサギも含めてワカサギの天ぷらをみんなでいただきました。



 ワカサギの天ぷら

 私たちは今回,氷が張った湖面でワカサギを釣るという貴重な体験をしました。修学旅行で訪れた北海道での大切な思い出の一つになりましたキラキラお世話してくださった道の駅「しんしのつ」のスタッフのみなさん,ありがとうございました笑う

ひらめき 【電気コース】四電工 出前授業

 徳島科学技術高校 電気コースです笑う株式会社四電工の方々にお越しいただき,2年次から電気コースに進む1年生が電気工事の技能指導を受けました。

四電工 出前授業
実施日 2023年2月15日(水)
場所 徳島科学技術高校 電気工事実習室,電力実習室
参加生徒 電気技術類の1年生のうち2年次から電気コースに進む生徒

 株式会社四電工より,7名の方々がお越しくださいました。今回指導してくださったのは電気工事の大会である「技能五輪全国大会」や「屋内配線工事技能オリンピック」に出場された方々です。


今回御指導くださった株式会社四電工のみなさん

 まず,四電工の会社概要について,仕事内容や技能五輪について紹介していただきました。




 そのあとはいよいよ技能指導です。3班に分かれて,御指導いただきました。その様子を御覧ください↓↓↓

 ↑電気工事の作業について,見本を見せていただたきながら丁寧に教えていただきました。





 ↓生徒も,コンパネ(木製の板)に電気工事を施す作業に取り組みました。作業は一人ずつ順番に行いました。四電工の方々は一人一人に丁寧に教えてくださいました。

 スイッチボックスの取り付け

 ↓合成樹脂管(電線を収めるプラスチック製の菅)を直角に曲げる作業です。ガストーチランプの炎で合成樹脂管を加熱し,やわらかくして曲げます。



 ↑灰色の菅が合成樹脂管です。


 ↑きれいなカーブを描いて直角に曲げることができました興奮・ヤッター!


 ↑曲げた後は濡れた布で菅を冷やします。


 ↑金属管(電線を収める金属製の菅)を直角に曲げる作業です。


 ↑使うのはパイプベンダーという工具です。体重をかけると金属管を曲げることができます。


 ↑ケーブルをコンパネに取り付ける作業です。ステップル(コの字形の材料)を金づちで叩いてケーブルを取り付けていきます。



 ↓ねじを使って電動ドリルで器具類をコンパネに取り付けていきます。




 ↓PF菅(手で簡単に曲げられるタイプのプラスチック製電線管)を専用のカッターでカットしているところです。




 ↓ついに完成ですキラキラ電源を接続して実際にスイッチの切り換えによって電球が点灯するかどうか点検しました。無事,点灯したのを確認してほっとしました。


 電気工事は,電気工事士試験に挑戦するときにも練習しましたが,今回は今までに経験したことの無い作業についてたくさん教えていただき,体験することができました。
 株式会社四電工のみなさん,本当にありがとうございました!


ひらめき 【電気コース】2年生の実習紹介

 こんにちは!徳島科学技術高校 電気コースです笑う
 今回は電気コース2年生の実習の一つを紹介します。徳島科学技術高校では週に1~2回,実習授業があります。電気技術類(電気コースと情報通信コース)では,各学年において週に1度,3時間の実習を行っています。

 今回紹介する実習のテーマは「単相交流電力と力率の測定」です。
 日頃,私たちの自宅で使っている電気製品の多くで使われている電圧は交流の100V(ボルト)です。電球や蛍光灯も100Vの電圧をかけることで光っています。

 今回の実習では,電球や蛍光灯にかける電圧を0~100Vの間で変化させると,照明器具の光り方がどう変化するのか実験してみました。

実験に用いた電気製品
1 一般の白熱電球
2 蛍光灯
3 LED電球
4 ハロゲンランプ(白熱電球の一種です)
5 扇風機(照明ではありませんが,回転速度の変化を観測しました)


一般の白熱電球


電球形蛍光灯(左)とLED電球(右)


ハロゲンランプ


扇風機


照明器具にかける電圧を0~100V
に変えるのに用いた変圧器
(スライダックと呼んでいます)


実験の様子

実験の結果は???
 白熱電球とハロゲンランプは電圧と電球の明るさが比例するように電圧を上げると徐々に明るくなっていきました。しかし,蛍光灯とLED電球はある電圧までは全く光らず,ある電圧から点滅するように不安定な光り方をして定格電圧の100Vに近づくと安定して光りました。実験のあと,なぜ光り方にこのような違いが起こるのかを知るため,それぞれの照明器具の発光原理について再確認しました。
 また,扇風機の回転速度は電圧に比例するように電圧の上昇とともに徐々に回転速度が速くなりました。「電気機器」の授業でモーターの回転速度は電圧にほぼ比例すると学びましたが,この実験でも確かめることができました。

 日常生活では,家庭の電気製品に100V(定格電圧)以外の電圧をかけることがありません。今回の実験で定格電圧よりも小さな電圧をかけてみるとどうなるのかを実験によって確かめることができて良かったです興奮・ヤッター!

 

ひらめき 【電気コース】第一種電気工事士試験に29名が合格!

 徳島科学技術高校 電気コース(1年生は情報通信コースに進む生徒も含む)の生徒29名第一種電気工事士試験に合格しましたお祝い

 電気工事士の資格は第一種と第二種に分かれています。

第二種電気工事士
 住宅など小規模な建物内の電気工事ができる資格
第一種電気工事士
 ビルなど大規模な建物内の電気工事ができる資格
(第二種電気工事士の範囲の電気工事もできます)

 試験は筆記試験と技能試験(筆記試験合格者のみ受験できる)がありますが,いずれも第二種よりも第一種電気工事士試験のほうが難易度が高くなります。挑戦した生徒たちは7月に学習を始め,12月11日(日)に行われた技能試験まで,合格に向けてよく努力しました。
 本校生徒の合格率は筆記試験が89%,技能試験が83%でした。

 第一種電気工事士 技能試験 に向けて電気工事の練習をしている様子を御覧ください。

電気工事作品を組み立てている様子1


電気工事作品を組み立てている様子2


電気工事作品を組み立てている様子3


電気工事作品を組み立てている様子4

 電気工事作品が完成したら,作品に間違えているところがないか先生に確認してもらい,アドバイスなど指導していただきました。

完成した作品を先生に確認してもらっている様子


ひらめき 【電気コース】1年生の実習紹介

 こんにちは!徳島科学技術高校 電気技術類 電気コース です。
 電気技術類の生徒は毎週1回,実習の授業があります。
 電気技術類は2年生から電気コースと情報通信コースに分かれますが,今回は電気コースに進む予定の1年生の実習の様子を紹介します。

 電気コースでは,電気回路に電流を流して電圧や電流を測定する実習,発電機・電動機(モータ-),変圧器の特性を調べる実習,電極間に約4万ボルトぐらいの高い電圧をかける高電圧実習など,電気・電子の基礎や電気機器・電力技術に関する様々な実習を行いますが,パソコンを使った実習も行っています。
 パソコンといえば情報通信コースのほうが広く,深く行っていますが,電気コースもパソコンの基礎的な実習は行っています。

 今回はWord(ワード)というソフトを用いて,タイピング練習と文書作成の実習を行いました。教材は日本語ワープロ検定3級の問題です。

 実習中は,文書作成ソフトを使うのが初めてという人を対象に説明してもらえるので,パソコンの初心者でも安心して実習を受けることができます。



 実習を受けた全員が正確に課題作品(文書)を仕上げることができました。

 電気コースでは,他にも表計算ソフトExcel(エクセル),プレゼンテーションソフトPowerPoint(パワーポイント),シーケンス制御実習等,パソコンを使った実習を行っています。

ひらめき 【電気コース】2年生がインターンシップに参加しました

 みなさんこんにちは。徳島科学技術高校 電気コースです。
 電気コースの2年生10名が,インターンシップ(職業体験)に参加しました。電気コースでは,例年11月に2年生の希望者が企業のインターンシップに参加しています。本年度は,一般財団法人四国電気保安協会,四国電力送配電株式会社,株式会社四電工の3社にお世話になりました。

【一般財団法人四国電気保安協会】 2022年11月21日
 午前中,業務の概要説明のあと,絶縁抵抗計やクランプ形電流計等の測定器具を用いた分電盤設備の点検を体験しました。午後には,卸売市場での保安管理業務(月次点検)の様子や受電設備(キュービクル式)を見学させていただきました。

分電盤内のブレーカーの動作点検

【四国電力送配電株式会社】 2022年11月24,25日
 1日目の午前は家庭用ブレーカーを操作し,漏電の確認方法や対処方法について学びました。また,眉山(びざん)頂上に移動し,制御所と無線で交信して自動開閉器の入り切り動作を行う開閉器動作体験をしました。午後には,現場作業体験として,手動開閉器操作や電線の切断と圧着作業,高所作業車への試乗等いろいろ体験させていただきました。
 2日目は,国府変電所と徳島系統制御所を訪問しました。変電所の巡視点検,遮断器・開閉器の操作体験・鉄塔昇塔体験等たくさんの体験をさせていただきました。


変電所設備の点検


鉄塔昇塔体験

【株式会社四電工】 2022年11月24,25日

 1日目の午前は,徳島営業所で配電システムについて学び,電柱の工事で使う高所作業車に試乗させていただきました。午後には,小松島市の配電工事(架空線工事)現場を見学しました。参加した生徒たちは,安全に気をつけながらも丁寧かつスピーディな作業を目の当たりにして驚いていました。
 2日目の午前は,徳島大学の施設(石井町)の現場見学で受変電設備等について学びました。午後には,CADを使った製図を体験しました。

高所作業車への試乗体験


CADによる製図体験

 今回は,インターンシップで体験した一部を紹介しましたが,他にもいろいろ体験させていただきました。インターンシップで学んだことを将来の進路選択に生かしていきたいと思います。日頃当たり前のように使っている電気は,今回お世話してくださった会社の方々の努力により地域の隅々に至るまで安全に安定して供給されていることにも改めて気づかされました。
 インターンシップに御協力いただきました企業の皆様,本当にありがとうございました。

ひらめき 【電気コース】フレッシュ先生を紹介!2022/12/8

 みなさんこんにちは(^^)徳島科学技術高校 電気コースです。
 徳島科学技術高校が開校して14年目の本年度,初めて電気コースに
新任の教諭が赴任しました。島田 壮一朗 先生です。島田先生は1年電気
技術類のクラスを担任し,電気工事士試験等資格取得の指導にも力を注
いでいます。今回は島田先生にインタビューをしてみたいと思います。

新任の 島田 壮一朗 先生

ー まず,自己紹介をお願いします。ー
 こんにちは!今年度より徳島科学技術高校に赴任しました,島田です。
昨年度までは,つるぎ高校に勤務していました。29歳になりました。筋
トレを始めようかと思っています。

ー 徳島科学技術高校の第1印象は?ー
 校舎がとても綺麗な学校だなと思いました。クラスが1つの学年に11
クラスもあり,生徒の数と先生の数の多さに驚きました。部活動の種類も
多いなと感じました。

ー 担任しているクラスはどんなクラスですか?ー
 みんな明るく笑顔の絶えないクラスです。授業でも積極的に発言してく
れるためとても助かっています。大好きなクラスです。

ー 本校の生徒のいいところは?ー
 生徒たちはよくあいさつをしてくれます。廊下の端から大きな声であい
さつしてくれたり,立ち止まってお辞儀してくれたり,とても礼儀正しい
です。
 部活動や資格取得など様々な活動に意欲的に取り組む姿勢がすごいと思
います。

ー 徳島科学技術高校に赴任してから印象に残っているできごとは?ー
 担任になって初めての体育祭ですね。クラス一丸となって優勝を目指し
て頑張ったことはとても印象に残っています。クラスが学年別で優勝し,
とてもうれしかったです。

ー 趣味はありますか?ー
 カフェ巡り,遠出(ドライブ)

ー 最後にメッセージをお願いします!ー
 徳島科学技術高校には工業と水産に関する様々なコースがあり,それぞ
れのコースで専門の知識や技能を習得できます。体育祭や文化祭などの学
校行事も盛り上がります。進路については,企業からの求人数が多く,就
職先は豊富です。国公立大学をはじめ,大学や専門学校への進学を目指す
のにも良い学校だと思います。これから高校進学を控えているのみんなも
徳島科学技術高校への進学を考えてみてください!

 

ひらめき 【電気技術類】1年生の実習を紹介

 みなさんこんにちは!徳島科学技術高校 電気技術類 より,1年生が授業で受けている
実習の様子について少し紹介します。
 電気技術類の1年生は週に1度,「工業技術基礎」という科目で実習を受けています。

 

1 「オームの法則」の実験
 この実習では中学校の理科でも学習するオームの法則が成り立つことを電圧計や電流計
等の測定機器を用いて実験によって確かめます。電気回路図を見て,機器類への結線など
電気回路の組み立てを行い,電源電圧を調節しながら電流値を測定し,実験結果を分析し
ます。
  

 

2 「直並列回路の性質」の実験
 この実習では抵抗を直列や並列に接続して,電圧のかかり方や電流の流れ方を電圧計や
電流計で測定して確認します。この実習でも電気回路の組み立てについて学ぶことができ
ます。
 

 

3 「論理回路」実習
 私たちが生活の中で使っているパソコン・携帯電話・計算機などいろいろな機器類内部
のコンピュータについてデータ処理を行っているのが論理回路です。この実習ではパソコ
ンを使って論理回路の基礎を学びます。

 

4 「タッチタイピング」実習
 パソコンを使って仕事をするには,キーボードを正確に速く操作できるようにすること
が大切です。キーボードを見ることなく,必要なキーを押し,文字を入力することを「タ
ッチタイピング」といいます。この実習ではパソコンを使ってタッチタイピングの練習を
行います。

 

 電気技術類の生徒は工業技術基礎(1年生)の時間に実習を受けることで,電気回路図
を見て図面どおりに結線する作業やパソコンの操作がスムーズにできるようになるなど,
いろいろな技能を身につけていきます。

ひらめき 【電気技術類】第二種電気工事士試験 1年生55名が合格

 みなさんこんにちは!笑う

 電気技術類では毎年,1年生が国家資格の一つである第二種電気工事士試験に挑戦して
います。第二種電気工事士は低圧(交流600ボルト以下)で受電する建物内の電気工事
ができる資格です。この資格を取得するには6月に実施される筆記試験と7月に実施され
る技能試験の両方に合格する必要があります。

 本年度の1年生は55名が合格(合格率94.8%)しました。

 現在は電気技術類の1~3年生のうち約40名がさらに難易度の高い第一種電気工事士
試験合格を目指して勉強しています。

 

 下の写真は第二種電気工事士試験技能試験合格に向けてペンチ,ドライバー,電工ナ
イフなどの工具を用いて電気工事の練習に取り組んでいるところです。

 

 

 

 


 次の写真はこの日の練習でつくった電気工事作品です。


 練習を重ねることにより,工具の使い方に慣れ,手際よく作業ができるようになります。
第二種電気工事士試験に挑戦した1年生はよく努力し,しっかり技能を身につけました。
 将来高校進学を控えている小中学生のみなさん!徳島科学技術高校で資格取得に挑戦し,
専門の技能を身につけてみませんか?