電気技術類
【電気コース】2年生の実習
みなさん,こんにちは!徳島科学技術高校 電気コース です
本校は学ぶ専門科目によって6類11コースに分かれており,電気技術類に入学した生徒は2年生から電気コースと情報通信コースに分かれて学習します。
電気コースでは週1回,実習授業があり,電圧計・電流計などの計器を使った電気回路の実習,発電機・電動機(モーター)・変圧器の特性を調べる実習,電圧を約4万ボルトまで上げる高電圧実習,パソコン実習など様々な実習を受けています。
今回は電気コースの2年生が受ける実習の一部を紹介します。ごらんください。
コイルを用いた交流回路の特性
コイルに交流電圧を加えて,コイルに流れる電流を測定し,交流の周波数によってどのように電流の大きさが変化するかを計測しました。初めてデジタルマルチメーターを使って実験を行い,電気計算についても学ぶことができました。
トランジスタの静特性
トランジスタは半導体でつくられた電子部品の一種でパソコン・デジタルカメラ・携帯電話などあらゆる電子機器に組み込まれています。トランジスタは電子機器の中で電気信号を増幅したり,スイッチをオン・オフしたりする役割を果たしています。今回はトランジスタに電圧を加えて,電圧の大きさを変えながら電流の変化を測定しました。
継電器(けいでんき)の特性
継電器は通常より大きな電流が流れたり(過電流といいます),電流が外部に漏れたり(地絡[ちらく]といいます)などの異常を検出するセンサーの役割を果たす機器です。継電器はその異常を遮断器に知らせ,遮断器が異常が発生した箇所を停電させることで機器や電線の故障・破損を防ぎます。今回は擬似的に過電流と地絡を発生させて継電器や遮断器がどのように作動するか実験しました。
パソコン実習
今回は表計算ソフトのEXCEL(エクセル)の使い方を学びました。EXCELはデータを表やグラフにできる便利なソフトです。電気コースでは文書作成ソフトWORD(ワード)やプレゼンテーションソフトPOWER POINT(パワーポイント)についても学びます。
これからも少しずつ電気コースを紹介していきたいと思います。ありがとうございました。