2024年7月の記事一覧

ひらめき 【電気コース】3年生の実習紹介

 徳島科学技術高校 電気技術類 電気コース です笑う
 今回は電気コースの3年生が1学期に受けた実習を一つ紹介します。その実習テーマは「RLC直列回路の直列共振」です。
 抵抗(R)、コイル(L)、コンデンサー(C)を直列に接続し、交流電源によって回路に電圧を加えます。この電気回路をRLC直列回路といいます。今回は回路に電圧2ボルトを加えました。この回路に交流の電圧を加えた場合、電圧の大きさは一定でも周波数を変えていくと回路に流れる電流の大きさが変化します。ある特定の周波数で電流が極めて大きくなり、この状態を「直列共振」と呼んでいます。「直列共振」になったときの周波数(共振周波数)を実験によって調べました。

実験の様子


今回使った実験機器
 奥の左からコンデンサー、コイル、抵抗、低周波発振器(交流電源)
 手前の2台はマルチメーター(電圧計、電流計として使用)

 今回の実験では、共振周波数は1007ヘルツと測定することができました。実験することで、授業で学んだ内容をより深く理解することができましたキラキラ

ひらめき 【電気技術類】☆1年生の実習紹介☆

 徳島科学技術高校 電気技術類です!
 本校の電気技術類では週に一度、実習があり、電気や情報通信に関する実習を行います。
 今回は1年生が6月に受けた「オームの法則」の実習を紹介します。
 オームの法則は「抵抗[オーム]に電圧[ボルト]をかけると電圧の大きさに比例して抵抗に流れる電流[アンペア]が大きくなる」という法則です。オームの法則については中学校の理科で学習します。この実験では実際に抵抗に電圧をかけて、電圧の大きさを変えながら流れる電流の大きさを測定することで、電圧と電流が比例し、オームの法則が成り立つことを確かめました。

実験の様子1



実験の様子2



オームの法則実験に用いた機器類
【抵抗(ダイヤル抵抗器)、直流電源、電圧計、電流計、電線】

 電気回路図を見て、機器に電線を結線したり、電圧計と電流計を使って測定したり、電気技術類らしい実験でしたにっこり

ひらめき 【電気技術類】第二種電気工事士試験に挑戦中!

 徳島科学技術高校 電気技術類 です笑う
 本校の電気技術類は毎年1年生が第二種電気工事士試験に挑戦しています。
 今年は去る5月26日(日)に学科試験を受けました。7月21日(日)には技能試験に挑戦します。現在は技能試験の合格を目指して電気工事の練習に取り組んでいるところです。学科試験と技能試験の両方に合格すると第二種電工事士の免状を取得することができます。

【技能試験に向けて電気工事に取り組む電気技術類の1年生】








 技能試験は、制限時間40分以内に電気工事の作品を完成させるという試験です。ペンチ・電工ナイフ・ドライバー(プラスとマイナス)などの工具を使って、電線と器具をつなげたり、電線同士をつなげたりして作品をつくります。
 最初は
一つ一つの作業に時間がかかりますが、練習を繰り返すことで手際よく作業ができるようになります。

【生徒と電気工事の作品】







 受験する生徒のみんなが合格しますように!キラキラ