海洋系 活動の記録
阿州丸上架整備
阿州丸上架整備
1 日 時 令和6年3月25日(月)~28日(木)
2 概 要
阿州丸の上架整備を実施しました。
(1) 上架した阿州丸
(2) 船首から見た船底の様子
(3) 船尾の様子
(4) 舵上面の保護亜鉛の様子
(5) 船底清掃、塗装完了後の様子
(6) スラスター
(7) 新替えした保護亜鉛
(8) 取り外した保護亜鉛
上の写真の保護亜鉛が電蝕により半年でこのようになります。
(9) プロペラシャフトの保護亜鉛
(10) きれいになった舵とプロペラ
令和6年度日本水産学会春季大会に参加!
令和6年度日本水産学会春季大会に参加!
1 日 時 令和6年3月28日(木)~29日(金)
2 場 所 東京海洋大学
3 参加生徒 海洋科学コース 新3年生 2名
4 概 要
上記の日程で、令和6年度日本水産学会春季大会に参加してきました。
1日目は、大学生、大学教授、企業研究者、水産試験場職員などの研究成果発表を聴きました。高校生にとって難しい内容もありましたが、授業や実習で習ったこととリンクさせながら聴くことで大部分を理解することができました。また、大学や企業の研究者による発表を拝聴することで、「わかりやすい発表」がどのようなものかを学ぶことができました。
2日目は、高校生ポスター発表にてこれまで研究してきた「アオリイカ産卵礁の開発」についてポスター発表を行いました。高校生だけでなく、研究者の方にも発表を聴いていただき、たくさんの有益なフィードバックをいただきました。いただいたフィードバックを活かしながらこれからの課題研究も発展させていきたいと思います。
実習船「阿州丸」ゴム弾性継手交換
実習船「阿州丸」ゴム弾性継手交換
1 日 時 令和6年3月4日(月)~5日(火)
2 場 所 マリンピア沖洲
3 概 要
実習船「阿州丸」のゴム弾性継手の交換工事を実施しました。
ゴム弾性継手とは、プロペラを回すエンジンとプロペラにつながっている減速機を接続するための部品で、衝撃や振動を緩和してくれる働きがあります。安全に実習を行うため、15年間の使用で経年劣化が進み、ひび割れ等も見られたため交換しました。
写真1:継手部分のカバーを外したところ
写真2:古いゴム弾性継手を外していきます。
写真3:新品のゴム弾性継手
写真4:古いゴム弾性継手を外し終わり、主機と減速機の面間距離を測定しています。
写真5:新しいゴム弾性継手を取り付けています。
写真6:適切に取り付けられているか、クランクデフレクションを計測して確認します。
養殖ワカメ袋詰め実習(海洋科学コース1年)
養殖ワカメ袋詰め実習(海洋科学コース1年)
1 日 時 令和6年2月27日(火)
2 場 所 本校 生物化学実習室
3 参加生徒 海洋科学類1年生 10名
4 概 要
塩蔵して冷凍保存していたワカメの袋詰め実習を行いました。
塩蔵ワカメを1枚ずつ茎と葉に分けて、80g秤量し、袋に詰め、シーラーで封をしました。
完成した袋詰め塩蔵ワカメはイベント等で配布する予定です。
養殖ワカメ収穫実習(海洋科学コース1年)
養殖ワカメ収穫実習(海洋科学コース1年)
1 日 時 令和6年2月20日(火)
2 場 所 鳴門市里浦町沖
3 参加生徒 海洋科学類1年生 10名
4 概 要
2年生に引き続き、1年生もワカメの収穫実習を実施しました。
収穫したワカメの一部は湯通しして、塩をまぶして塩蔵しました。
エビの養殖に成功【徳島新聞】
海洋総合コース2年生を中心とした研究班が、「オニテナガエビ」の養殖に成功しました。令和6年2月18日の読売新聞に加えて、徳島新聞にも掲載されました。
令和6年3月3日 徳島新聞から抜粋(一部レイアウトを加工しています。)
エビの養殖に成功【読売新聞】
海洋総合コース2年生を中心とした研究班が、「オニテナガエビ」の養殖に成功しました。生徒達は、手作りの装置で稚エビ(エビの赤ちゃん)の陸上養殖による生産に成功しました。生徒達は、平日及び休日も餌を与え、水槽の水質管理を徹底してきました。今後は、誰でも手軽に養殖ができるように研究を進めていきます。
令和6年2月18日 読売新聞朝刊から抜粋
養殖ワカメ収穫実習(海洋科学コース2年)
養殖ワカメ収穫実習
1 日 時 令和6年2月2日(金)
2 場 所 鳴門市里浦町沖
3 参加生徒 海洋科学コース2年生 10名
4 概 要
11月末から養殖に取り組んできたワカメの収穫実習を実施しました。
今回は養殖ロープ5本の内,1本分を収穫しました。
エビの解剖実習
エビの解剖実習
1 日 時 令和6年1月16日(火)12:30~15:20
2 実施HR 海洋科学類 1年生(10名)
3 内 容
「海洋生物」の授業の中で、エビの解剖実験を行いました。外部形態や内部形態を細かく観察した後、エビの生態や食性について仮説を立て、その仮説が正しいかどうかをインターネットを利用して確かめました。
写真① スケッチの様子
写真② 観察のようす
写真③ 解剖の様子
海洋科学コースの進学や進学準備について
海洋科学コースの進学準備について
中学生のみなさん保護者の皆様、中学校教員の先生方は「海洋科学コース」と聞いてどんなイメージですか?
・「水産・海洋に関する勉強をする」
・「船に乗る」
などのイメージが多いと思いますが、本コース卒業後の様子についてはあまりイメージがないかもしれません。
◎海洋科学コースの進学先
海洋科学コースでは高校で学んだ「水産・海洋に関する勉強」を、水産系大学等に「進学」することでより深く学ぶことを目標としています。
過去の進学先(ごく一部)は次のとおりです。詳細は進学実績のページを御覧ください。
・4年制大学(国公立)の例(東京海洋大学、鹿児島大学)
・4年制大学校(国立)の例(水産大学校)
・4年制大学(私立)の例(福山大学、東海大学、吉備国際大学、岡山理科大学、倉敷芸術科学大学)
・2年制の海上技術短期大学校(国立)の例(波方海上技術短期大学校、清水海上技術短期大学校)
・2年制の短期大学の例(東洋食品工業短期大学)
◎海洋科学コースの進学準備
(1)朝補習
1年生から3年生秋頃まで、朝補習(7時55分~8時25分の30分間)を実施しています。普通科高校と比べて履修時数の少ない普通教科(国・数・英・理)を中心に、復習や演習を織り交ぜた内容を実施しています。また、水産の内容を勉強する日もあります。
(2)校外模試の受験
各学年で年に3~5回程度、校外模試を受験しています。これにより、自分の学習定着度を確認することができます。また、模試を受験することで全国レベルで、自分の位置を把握することができます。
(3)放課後補習
3年生の夏頃から始まります。受験に向けて追い込みをかけるための補習です。また、総合型選抜や学校推薦型選抜にて合格後は、大学進学後に必要な普通教科の基礎を固めます。
水産・海洋系の大学進学を希望している中学生のみなさん、海洋科学コースで待っています
模試受験の様子