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【電気コース】1年生の実習紹介
徳島科学技術高校 電気技術類 電気コース です
本校では専門の類(電気技術類、機械技術類など)ごとに分かれて入学し、電気技術類では、2年生から電気コースと情報通信コースに分かれて学習します。今回は来年度電気コースに進む1年生が受けた実習の一部を紹介します。
【電子ホタル回路の製作】
LEDやトランジスタ、抵抗などの素子を使って夏の夜に光るホタルのようにLEDがゆっくり点滅する電子回路を製作しました。それぞれの素子はハンダづけで取り付けました。
ハンダづけで素子を取り付けている様子1
ハンダづけで素子を取り付けている様子2
ハンダづけで素子を取り付けている様子3
実習の様子
LEDのイルミネーションが点灯する中で実習しました
【ホイートストンブリッジによる抵抗の測定】
ホイートストンブリッジは、電気抵抗(電流の流れにくさ)の大きさを細かい値まで測定できる機器です。実験を通して、ホイートストンブリッジの使い方や電気抵抗の大きさを測定するしくみについて学びました。
ホイートストンブリッジ
ホイートストンブリッジで電気抵抗の測定をしている様子1
ホイートストンブリッジで電気抵抗の測定をしている様子2
【電気コース】文化祭
徳島科学技術高校 電気技術類 電気コース です
2024年10月5日(土)、本校は文化祭を開催しました。
電気コースの3年生はチュロスを調理・販売しました。電気コースの伝統となったチュロスの調理・販売です今回はシュガー、チョコ、きな粉、抹茶の4種類を販売しました。今年も甘くてカリッとしたチュロスをたくさんの方々にご賞味いただきました
チュロスを販売した教室の中には写真スポットもつくりました
電気コースの2年生は自分たちの教室を飾りつけ、写真スポット:ユニバーサルスタジオ205(2年5組の意)をオープンしました同時にジュースの販売もしました。
教室の入り口ではミニオンが出迎えてくれます
教室内では4つの写真スポットを設けました。
ミニオンズ
スーパーマリオ
本校には専門のコースが11あり、それぞれのコースでコース展示を行いました。電気コース展では、住宅や学校などの建て物で施されている電気工事のミニ模型を展示し、来場者の方々にも触れていただきました
電気工事の模型は電気コースの卒業生が在学中に課題研究の授業の中で設計し、組み立てたものです。
主に1年生が電気コース展の運営を務めました。
卒業生もたくさんご来場くださいました写真の3人は今年(2024年)の3月の卒業生です。
徳島科学技術高校の文化祭にご来場くださったみなさん、ありがとうございました!
【電気コース】体育祭
徳島科学技術高校 電気技術類 電気コースです!
2024年10月2日(水)、徳島市のワークスタッフ陸上競技場で本校の体育祭が開催されました天気が心配でしたが、晴天の中、競技を進めていくことができました
本校の体育祭は各コースの1、2、3年が1つのチームとなり、コース対抗で競い合います。並行して学年別でクラス対抗でも競います。
電気コースの団長は 小泉 琉宇 君(3年)、旗手は 中郷 翔太 君(3年)が務めました。
それでは体育祭の様子をごらんください。
競技は大縄跳びから始まりました
↓100メートル走
↓借り物・借り人競走
↓綱引き
↓科技高クエストレース(スタートからゴールまでの間に①ボルト・ナットはずし、②積み木の積み上げ、③釣り(疑似)の課題に取り組みます)
①ボルト・ナットはずし
②積み木の積み上げ
③釣り(疑似)
パフォーマンス
↓5人6脚が5年ぶりに復活しました!5人6脚は各クラスで5人のグループを2つ作り、リレー形式で競走します。
5人6脚 105HR(1年5組)
5人6脚 205HR(2年5組)
5人6脚 305HR(3年5組)
↓ラグビーボールリレー
蹴ったボールが思わぬ方向に飛んでいくので、苦戦しました(汗)
↓305HR(3年5組)は学年優勝を果たしました
105HR(1年5組)
205 HR(2年5組)
305HR(3年5組)
本年度の総合優勝は建築コースでした!建築コースのみなさんおめでとうございます!今年の建築コースは本当に強かったです!
わたしたち電気コースは優勝は逃しましたが、コースのみんなが団結し、戦ったことで思い出に残る1日になりました
【電気コース】1年生の実習紹介
こんにちは!徳島科学技術高校 電気コース です。
本校の電気コースでは週に1度、実習(3時間)があります。電気に関する様々な実習を受けることによって、実際の機器類を使いながら電気の基礎を学習することができます。
今回は電気技術類の1年生で2年次より電気コースに進む予定の生徒が受けた「ホイートストンブリッジによる抵抗測定」の実習を紹介します。
ホイートストンブリッジは電気抵抗の大きさ[単位:Ω(オーム)]の精密な値を測定ができる機器です。
ホイートストンブリッジ
ホイートストンブリッジを使うことによって電気抵抗の細かい値まで測定することができました
ホイートストンブリッジで抵抗を測定している様子1
ホイートストンブリッジで抵抗を測定している様子2
ホイートストンブリッジについては、電気技術類の1年生は科目「電気回路」で学習しますが、高校理科の物理を選択している人も学習する単元です。ホイートストンブリッジの原理に関する計算問題が就職試験・大学入試・資格試験(電気工事士等)等様々な試験で出題されるので、しっかり学んでおきたいと思います。
【電気コース】ものコン練習会
こんにちは!徳島科学技術高校 電気技術類 電気コース では、3年生の 芝原 光皇 君 が間近に迫っている第23回高校生ものづくりコンテスト徳島県大会 電気工事部門(以下、ものコン)に向けて練習に励んでします。このコンテストは、いわば電気工事の完成度を競う大会です。
去る2023年4月25日(火)の午後、徳島県内のつるぎ高校、阿南光高校、徳島科学技術高校の3校のものコン選手が集い、ものコン練習会を行いました。練習会では株式会社四電工の方々にお越しいただき、ご指導いただきました。
本校からは芝原君と2年生の 松本 雄登 君が参加しました。
今回ご指導くださった株式会社四電工の方々
ものコンの本年度の課題のポイント解説
本校の電気コースを2020年度に卒業された 関本 颯人 さん も指導者の1人としてお越しくださり、電気工事の作業のコツや注意するポイントなどを丁寧に教えてくださいました。関本さんは現在、技能五輪の選手として活躍されています
関本さんの指導を受ける本校生徒(1)
関本さんの指導を受ける本校生徒(2)
関本さんの指導を受ける本校生徒(3)
四電工のみなさんには、生徒1人1人に合わせて丁寧なご指導をいただき、実りある練習会になりました。今回教えていただいた技能を習得し、大会で力を発揮できるように練習に一層励んでまいりたいと思います。
株式会社四電工のみなさん本当にありがとうございました!
【電気コース】令和4年度(2022年度)卒業生の進路
徳島科学技術高校 電気コース ですこの3月で卒業した電気コース3年生(計28名)の進路のについて報告します。
就職 26名
大塚食品
大塚製薬
大塚製薬工場(2名)
サンスター徳島工場
三和電業
ジェイテクト徳島工場
J-POWER
ジェイファスト
四国電気保安協会
四国電力送配電
西日本高速道路メンテナンス関西
西日本高速道路エンジニアリング四国
日亜化学工業(4名)
パナソニック・エナジー徳島工場(2名)
三菱電機ビルソリューションズ
四電エンジニアリング
四電工(3名)
公務員(1名)徳島県(電気)
自営業(1名)
進学 2名
北見工業大学 工学部 地球環境工学科 エネルギー総合工学コース
山口大学 工学部 電気電子工学科
3年生の地道な努力が実り,成果にあらわれました。
卒業生の就職先,進学先での活躍をお祈りしています!
【電気コース】修学旅行でワカサギ釣り
徳島科学技術高校 電気コースです去る2023年2月14日から17日まで,徳島科学技術高校の2年生は3泊4日の修学旅行(北海道)に出かけました修学旅行最終日はクラス別研修があり,電気コースのクラス(2年5組)はわかさぎ釣りを楽しみました釣り場は新篠津(しんしのつ)湖です。
クラス別研修でワカサギ釣りを体験した2年5組
ワカサギ釣りを体験することになった道の駅「しんしのつ」の建て物から100メートルほど歩いたところに釣り場があります。さすが,北海道!一面積雪です
↓このテントの中でワカサギ釣りをします。
↓テントの中はストーブがあり,暖かいです。一つのテントに6人ぐらい入れます。
↓釣り竿は40センチぐらいのリール付きです。まずはエサを針につけます。エサは白さしです。
↓針を湖底まで沈めて,釣れるのをひたすら待ちます。湖面を除くと5センチぐらいの小さなワカサギが泳いでいるのが見えます。
↓釣れました!
↓釣れました!
↓釣れました!
↓釣れました!
↓ワカサギ釣りを終えたあと,釣れたワカサギも含めてワカサギの天ぷらをみんなでいただきました。
ワカサギの天ぷら
私たちは今回,氷が張った湖面でワカサギを釣るという貴重な体験をしました。修学旅行で訪れた北海道での大切な思い出の一つになりましたお世話してくださった道の駅「しんしのつ」のスタッフのみなさん,ありがとうございました
【電気コース】四電工 出前授業
徳島科学技術高校 電気コースです株式会社四電工の方々にお越しいただき,2年次から電気コースに進む1年生が電気工事の技能指導を受けました。
四電工 出前授業
実施日 2023年2月15日(水)
場所 徳島科学技術高校 電気工事実習室,電力実習室
参加生徒 電気技術類の1年生のうち2年次から電気コースに進む生徒
株式会社四電工より,7名の方々がお越しくださいました。今回指導してくださったのは電気工事の大会である「技能五輪全国大会」や「屋内配線工事技能オリンピック」に出場された方々です。
今回御指導くださった株式会社四電工のみなさん
まず,四電工の会社概要について,仕事内容や技能五輪について紹介していただきました。
そのあとはいよいよ技能指導です。3班に分かれて,御指導いただきました。その様子を御覧ください↓↓↓
↑電気工事の作業について,見本を見せていただたきながら丁寧に教えていただきました。
↓生徒も,コンパネ(木製の板)に電気工事を施す作業に取り組みました。作業は一人ずつ順番に行いました。四電工の方々は一人一人に丁寧に教えてくださいました。
スイッチボックスの取り付け
↓合成樹脂管(電線を収めるプラスチック製の菅)を直角に曲げる作業です。ガストーチランプの炎で合成樹脂管を加熱し,やわらかくして曲げます。
↑灰色の菅が合成樹脂管です。
↑きれいなカーブを描いて直角に曲げることができました
↑曲げた後は濡れた布で菅を冷やします。
↑金属管(電線を収める金属製の菅)を直角に曲げる作業です。
↑使うのはパイプベンダーという工具です。体重をかけると金属管を曲げることができます。
↑ケーブルをコンパネに取り付ける作業です。ステップル(コの字形の材料)を金づちで叩いてケーブルを取り付けていきます。
↓ねじを使って電動ドリルで器具類をコンパネに取り付けていきます。
↓PF菅(手で簡単に曲げられるタイプのプラスチック製電線管)を専用のカッターでカットしているところです。
↓ついに完成です電源を接続して実際にスイッチの切り換えによって電球が点灯するかどうか点検しました。無事,点灯したのを確認してほっとしました。
電気工事は,電気工事士試験に挑戦するときにも練習しましたが,今回は今までに経験したことの無い作業についてたくさん教えていただき,体験することができました。
株式会社四電工のみなさん,本当にありがとうございました
【電気コース】2年生の実習紹介
こんにちは!徳島科学技術高校 電気コースです
今回は電気コース2年生の実習の一つを紹介します。徳島科学技術高校では週に1~2回,実習授業があります。電気技術類(電気コースと情報通信コース)では,各学年において週に1度,3時間の実習を行っています。
今回紹介する実習のテーマは「単相交流電力と力率の測定」です。
日頃,私たちの自宅で使っている電気製品の多くで使われている電圧は交流の100V(ボルト)です。電球や蛍光灯も100Vの電圧をかけることで光っています。
今回の実習では,電球や蛍光灯にかける電圧を0~100Vの間で変化させると,照明器具の光り方がどう変化するのか実験してみました。
実験に用いた電気製品
1 一般の白熱電球
2 蛍光灯
3 LED電球
4 ハロゲンランプ(白熱電球の一種です)
5 扇風機(照明ではありませんが,回転速度の変化を観測しました)
一般の白熱電球
電球形蛍光灯(左)とLED電球(右)
ハロゲンランプ
扇風機
照明器具にかける電圧を0~100V
に変えるのに用いた変圧器
(スライダックと呼んでいます)
実験の様子
実験の結果は???
白熱電球とハロゲンランプは電圧と電球の明るさが比例するように電圧を上げると徐々に明るくなっていきました。しかし,蛍光灯とLED電球はある電圧までは全く光らず,ある電圧から点滅するように不安定な光り方をして定格電圧の100Vに近づくと安定して光りました。実験のあと,なぜ光り方にこのような違いが起こるのかを知るため,それぞれの照明器具の発光原理について再確認しました。
また,扇風機の回転速度は電圧に比例するように電圧の上昇とともに徐々に回転速度が速くなりました。「電気機器」の授業でモーターの回転速度は電圧にほぼ比例すると学びましたが,この実験でも確かめることができました。
日常生活では,家庭の電気製品に100V(定格電圧)以外の電圧をかけることがありません。今回の実験で定格電圧よりも小さな電圧をかけてみるとどうなるのかを実験によって確かめることができて良かったです