海洋系 活動の記録
中国四国地区 生物系三学会合同大会に参加!
中国四国地区 生物系三学会合同大会に参加!
1 日 時 令和6年5月11日(土)・12日(日)
2 場 所 岡山大学 津島キャンパス
3 参加生徒 海洋科学類 海洋科学コース 3年生 5名
4 概 要
中国四国地区 生物系三学会合同大会の高校生ポスター発表にて、「メキシコサラマンダーの最適な飼育環境の調査」について発表してきました。大学生や大学院生、研究者の方から「おもしろい!」と言っていただき、フィードバックもたくさんいただきました。
2日目は、研究者の方の口頭発表を聴講後、メキシコサラマンダーを実験生物として研究している佐藤教授の研究室を見学させていただきました。
突然の訪問にもかかわらず、丁寧に対応していただいた研究室のみなさん、ありがとうございました!
普通救命講習(海洋系コース1年)
普通救命講習
1 日 時 令和6年5月7日(火) 13:00~15:00
2 場 所 本校 新多目的室
3 参加生徒 海洋科学類・海洋技術類 3年生 30名
4 概 要
徳島市消防局より講師の先生にお越しいただき、普通救命講習を実施しました。
水産食品加工施設見学(海洋科学コース2年)
水産食品加工施設見学
1 日 時 令和6年5月1日(水) 10:00~11:30
2 場 所 株式会社 澄海 志和岐加工場
(徳島県海部郡美波町志和岐)
3 参加生徒 海洋科学コース 2年生 10名
4 概 要
徳島県美波町志和岐の遊休水産施設を改築し、水産加工場を開設、そこで、地域の漁業者が水揚げした魚を様々な形態に加工、味付け、冷凍を行っている、「株式会社 澄海」を訪問しました。
代表取締役の谷口様から、水産加工場の施設や作っている製品について説明していただきました。また、訪問の少し前まで屋外の水槽で行われていた、サツキマスの陸上養殖についてもお話を聞くことができました。
食品加工施設見学後は、潮が良く引いていたので、近くの磯の生物を観察しました。
☆谷口様をはじめ、株式会社澄海の皆様には、お忙しいところ、貴重な機会を与えていただき、ありがとうございました。
ウーパールーパー飼育の引継ぎ会
ウーパールーパー飼育の引継ぎ会
1 日 時 令和6年5月7日(火)7:55~8:25
2 場 所 海洋環境実習室
3 参加生徒 海洋科学類 海洋科学コース 2年生 10名
海洋科学類 1年生 10名
4 概 要
海洋科学類では、1年生で履修する「海洋生物」の授業の一環として、生物の長期飼育実習を行っています。昨年度は、2022年11月にマリンリサーチクラブが繁殖に成功したウーパールーパーを2人もしくは3人1組で飼育しました。
今年度は、その個体を1年生が引き継ぎ、飼育していくようになります。また、2年生はアドバイザーとして、1年生が困ったときに手助けをします。
1年生のみなさん、来年の1年生に引き継ぐまで、しっかりと飼育をお願いします!!
写真① 2年生が班別で1年生に引継事項を伝達
写真② 餌やりや水替えの方法について口頭でレクチャー
写真③ 1年生が実際に水替えを体験
写真④ 先輩のようすを真剣に見ています
養殖用飼料についての調査(海洋科学コース3年)
養殖用飼料についての調査
1 日 時 令和6年5月1日(水) 11:30~13:00
2 場 所 山仁産業有限会社(徳島県鳴門市北灘町)
3 参加生徒 海洋科学コース 3年生 10名
4 概 要
海洋科学コースの3年生では、今年度の課題研究のテーマとして養殖用飼料の研究を考えています。そこで、実際に養殖現場を訪問して、養殖用飼料の現状と課題、さらにどのようなニーズがあるのかを調査しました。
インタビューでは、養殖用飼料のことだけでなく、SDGs、漁業者の高齢化など、さまざまなお話を聞くことができ、とても勉強になりました。「今の漁師はこんなこと(6次産業化)もせんとやっていけんのよ」という言葉がとても印象に残りました。
(1) 養殖用飼料についてのインタビュー
(2) 併設されている食品加工の現場も見学
※お忙しい中、長時間にわたり私たちのインタビューに対応していただいた、松下様をはじめ、山仁産業有限会社のみなさまに感謝申し上げます。
HACCP対応水産食品工場見学(海洋科学コース3年)
HACCP対応水産食品工場見学
1 日 時 令和6年5月1日(水) 09:50~10:30
2 場 所 津久司蒲鉾有限会社(徳島県小松島市)
3 参加生徒 海洋科学コース 3年生 10名
4 概 要
授業で学習したHACCP(ハサップ)に対応した水産食品工場の見学を実施しました。
普段からよく食べている徳島のソウルフードである「フィッシュカツ」が原料からどのような工程を経て製品になるのかを見学することができました。また、事前に準備していた質問事項について、現場の方からお話を伺うことができ、とても勉強になりました。
〇 HACCP(ハサップ)とは
食品等事業者自らが食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因(ハザード)を把握した上で、原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程の中で、それらの危害要因を除去又は低減させるために特に重要な工程を管理し、製品の安全性を確保しようとする衛生管理の手法です。
(1) マスク、衛生帽を着用し、エアシャワーを浴びて工場内へ
(2) 原材料の保管場所を見学
(3) すり身からフィッシュカツを製造する装置を見学
(4) 従業員の方にインタビュー
(5) 見学後に会社前で集合写真を撮影
(5) お土産にいただいたフィッシュカツ
アツアツ揚げたてのフィッシュカツは最高でした!!
※お忙しい中、私たちの工場見学を受け入れていただきありがとうございました。
また、とても丁寧に私たちの質問に答えていただきました、津久司蒲鉾有限会社のみなさまに感謝申し上げます。
沿岸航海〔和歌山県 友ヶ島〕実習(海洋コース2年)
沿岸航海〔和歌山県 友ヶ島〕実習
1 日 時 令和6年4月26日(金)
2 場 所 マリンピア沖洲 ~ 友ヶ島(和歌山県和歌山市)
3 参加生徒 海洋科学コース・海洋総合コース 2年生 30名
4 概 要
和歌山県の友ヶ島への沿岸航海実習を実施しました。
航海中は、操船実習や気象観測実習を実施し、友ヶ島では事前に立てた計画に沿って島内を散策しました。
〇途中で海上航行中の潜水艦に出会いました。
【イルカに遭遇】実習船「阿州丸」体験航海(海洋系1年)
実習船「阿州丸」体験航海
1 日 時 令和6年4月23日(火)
2 場 所 マリンピア沖洲 ~ 鳴門海峡
3 参加生徒 海洋科学類・海洋技術類 1年生 30名
4 概 要
あいにくの小雨でしたが、実習船「阿州丸」でマリンピア沖洲から鳴門海峡までの体験航海を実施しました。
鳴門海峡では、渦潮を観察しました。大潮の時期ということもあり、大きな渦を観察することができました。
また、鳴門海峡大橋の北側ではイルカに遭遇しました。船酔いする人もほとんどなく、最高の体験航海となりました。
実習船「阿州丸」見学(海洋系コース1年)
実習船「阿州丸」見学
1 日 時 令和6年4月16日(火)
2 場 所 マリンピア沖洲
3 参加生徒 海洋科学類・海洋技術類 1年生 30名
4 概 要
海洋科学類・海洋技術類の初めての実習を実施しました。
今回の実習では、整列・点呼の練習、操舵室の航海計器・船体各部の名称・機関室の機器等の説明を聞き、ワークシートにまとめました。
次週は、お天気が良ければ鳴門海峡への体験航海を実施する予定です。
燃料消費量実験(海洋科学コース2年)
燃料消費量実験
1 日 時 令和6年4月12日(金) 12:30~14:30
2 場 所 徳島港沖
3 参加生徒 海洋科学コース 2年生(10名)
4 概 要
実習船「阿州丸」の燃料消費量の実験を行いました。
船長係、速力・主機回転数・燃料消費量の測定係、操船係、記録係をローテーションしながら、全員で協力して実験を行いました。
次週の実習で実験結果をまとめて考察します。
阿州丸上架整備
阿州丸上架整備
1 日 時 令和6年3月25日(月)~28日(木)
2 概 要
阿州丸の上架整備を実施しました。
(1) 上架した阿州丸
(2) 船首から見た船底の様子
(3) 船尾の様子
(4) 舵上面の保護亜鉛の様子
(5) 船底清掃、塗装完了後の様子
(6) スラスター
(7) 新替えした保護亜鉛
(8) 取り外した保護亜鉛
上の写真の保護亜鉛が電蝕により半年でこのようになります。
(9) プロペラシャフトの保護亜鉛
(10) きれいになった舵とプロペラ
令和6年度日本水産学会春季大会に参加!
令和6年度日本水産学会春季大会に参加!
1 日 時 令和6年3月28日(木)~29日(金)
2 場 所 東京海洋大学
3 参加生徒 海洋科学コース 新3年生 2名
4 概 要
上記の日程で、令和6年度日本水産学会春季大会に参加してきました。
1日目は、大学生、大学教授、企業研究者、水産試験場職員などの研究成果発表を聴きました。高校生にとって難しい内容もありましたが、授業や実習で習ったこととリンクさせながら聴くことで大部分を理解することができました。また、大学や企業の研究者による発表を拝聴することで、「わかりやすい発表」がどのようなものかを学ぶことができました。
2日目は、高校生ポスター発表にてこれまで研究してきた「アオリイカ産卵礁の開発」についてポスター発表を行いました。高校生だけでなく、研究者の方にも発表を聴いていただき、たくさんの有益なフィードバックをいただきました。いただいたフィードバックを活かしながらこれからの課題研究も発展させていきたいと思います。
実習船「阿州丸」ゴム弾性継手交換
実習船「阿州丸」ゴム弾性継手交換
1 日 時 令和6年3月4日(月)~5日(火)
2 場 所 マリンピア沖洲
3 概 要
実習船「阿州丸」のゴム弾性継手の交換工事を実施しました。
ゴム弾性継手とは、プロペラを回すエンジンとプロペラにつながっている減速機を接続するための部品で、衝撃や振動を緩和してくれる働きがあります。安全に実習を行うため、15年間の使用で経年劣化が進み、ひび割れ等も見られたため交換しました。
写真1:継手部分のカバーを外したところ
写真2:古いゴム弾性継手を外していきます。
写真3:新品のゴム弾性継手
写真4:古いゴム弾性継手を外し終わり、主機と減速機の面間距離を測定しています。
写真5:新しいゴム弾性継手を取り付けています。
写真6:適切に取り付けられているか、クランクデフレクションを計測して確認します。
養殖ワカメ袋詰め実習(海洋科学コース1年)
養殖ワカメ袋詰め実習(海洋科学コース1年)
1 日 時 令和6年2月27日(火)
2 場 所 本校 生物化学実習室
3 参加生徒 海洋科学類1年生 10名
4 概 要
塩蔵して冷凍保存していたワカメの袋詰め実習を行いました。
塩蔵ワカメを1枚ずつ茎と葉に分けて、80g秤量し、袋に詰め、シーラーで封をしました。
完成した袋詰め塩蔵ワカメはイベント等で配布する予定です。
養殖ワカメ収穫実習(海洋科学コース1年)
養殖ワカメ収穫実習(海洋科学コース1年)
1 日 時 令和6年2月20日(火)
2 場 所 鳴門市里浦町沖
3 参加生徒 海洋科学類1年生 10名
4 概 要
2年生に引き続き、1年生もワカメの収穫実習を実施しました。
収穫したワカメの一部は湯通しして、塩をまぶして塩蔵しました。
エビの養殖に成功【徳島新聞】
海洋総合コース2年生を中心とした研究班が、「オニテナガエビ」の養殖に成功しました。令和6年2月18日の読売新聞に加えて、徳島新聞にも掲載されました。
令和6年3月3日 徳島新聞から抜粋(一部レイアウトを加工しています。)
エビの養殖に成功【読売新聞】
海洋総合コース2年生を中心とした研究班が、「オニテナガエビ」の養殖に成功しました。生徒達は、手作りの装置で稚エビ(エビの赤ちゃん)の陸上養殖による生産に成功しました。生徒達は、平日及び休日も餌を与え、水槽の水質管理を徹底してきました。今後は、誰でも手軽に養殖ができるように研究を進めていきます。
令和6年2月18日 読売新聞朝刊から抜粋
養殖ワカメ収穫実習(海洋科学コース2年)
養殖ワカメ収穫実習
1 日 時 令和6年2月2日(金)
2 場 所 鳴門市里浦町沖
3 参加生徒 海洋科学コース2年生 10名
4 概 要
11月末から養殖に取り組んできたワカメの収穫実習を実施しました。
今回は養殖ロープ5本の内,1本分を収穫しました。
エビの解剖実習
エビの解剖実習
1 日 時 令和6年1月16日(火)12:30~15:20
2 実施HR 海洋科学類 1年生(10名)
3 内 容
「海洋生物」の授業の中で、エビの解剖実験を行いました。外部形態や内部形態を細かく観察した後、エビの生態や食性について仮説を立て、その仮説が正しいかどうかをインターネットを利用して確かめました。
写真① スケッチの様子
写真② 観察のようす
写真③ 解剖の様子
海洋科学コースの進学や進学準備について
海洋科学コースの進学準備について
中学生のみなさん保護者の皆様、中学校教員の先生方は「海洋科学コース」と聞いてどんなイメージですか?
・「水産・海洋に関する勉強をする」
・「船に乗る」
などのイメージが多いと思いますが、本コース卒業後の様子についてはあまりイメージがないかもしれません。
◎海洋科学コースの進学先
海洋科学コースでは高校で学んだ「水産・海洋に関する勉強」を、水産系大学等に「進学」することでより深く学ぶことを目標としています。
過去の進学先(ごく一部)は次のとおりです。詳細は進学実績のページを御覧ください。
・4年制大学(国公立)の例(東京海洋大学、鹿児島大学)
・4年制大学校(国立)の例(水産大学校)
・4年制大学(私立)の例(福山大学、東海大学、吉備国際大学、岡山理科大学、倉敷芸術科学大学)
・2年制の海上技術短期大学校(国立)の例(波方海上技術短期大学校、清水海上技術短期大学校)
・2年制の短期大学の例(東洋食品工業短期大学)
◎海洋科学コースの進学準備
(1)朝補習
1年生から3年生秋頃まで、朝補習(7時55分~8時25分の30分間)を実施しています。普通科高校と比べて履修時数の少ない普通教科(国・数・英・理)を中心に、復習や演習を織り交ぜた内容を実施しています。また、水産の内容を勉強する日もあります。
(2)校外模試の受験
各学年で年に3~5回程度、校外模試を受験しています。これにより、自分の学習定着度を確認することができます。また、模試を受験することで全国レベルで、自分の位置を把握することができます。
(3)放課後補習
3年生の夏頃から始まります。受験に向けて追い込みをかけるための補習です。また、総合型選抜や学校推薦型選抜にて合格後は、大学進学後に必要な普通教科の基礎を固めます。
水産・海洋系の大学進学を希望している中学生のみなさん、海洋科学コースで待っています
模試受験の様子